清書用 臨書用紙

十五番歌合せ 抜粋 昭和7年模写巻子本
写真では料紙の違いを主体に切り取っていますので、右の歌と左の歌とは歌合せにはなっておりません。ご了承下さい。
歌合せの歌詞については
こちらをご覧ください。

巻子本 『十五番歌合』 (八番・九番) 
昭和7年模写-料紙は具剥奪唐紙 丸獅子唐草

                                             水色文字は使用字母 黄色文字は次項に有                      現代語訳  


    九番        惟則 

  
美與之乃々 也末能之
  良由幾 川裳留良之、不留
        佐止散無久 奈里末左流奈里


  御吉野の 山のしら雪 積もるらし、
      ふる
さと寒く なりまさるなり

 

    八番       小野小町

  
以呂美盈天 宇川呂布毛能波 與能奈可能
       比東乃己々呂乃 者那耳散里介留



  色見えで うつろふものは 世の中の、
        人のこゝろの 花にざりける

 
八番
色に現れないで変わりゆくものとしては、世の中の人の心に咲く花であったのだなあ!


九番
吉野山に白雪が降り積もるようですよ、麓の里ではいよいよ寒さが増してくるのでしょうね。

  

巻子本 『十五番歌合』 (九番) 部分 巻子本 『十五番歌合』 (八番) 部分

惟則(坂上惟則)

料紙 具引唐紙 『丸獅子唐草』


資料館限定販売となりますが、一部やや難ありの品・清書用22枚入り6,800円(税込)。練習用の場合は44枚入り2,300円(税込)。色柄には偏りが御座います。
数に限りが御座いますので、お越しの祭には予め御問合わせ頂く事をお勧め致します。
正規品の清書用については、お近くの書道用品店でお求めになれます。
正規品の価格についてはこちら


戻る 『十五番歌合』 一覧へ