元永古今 (8寸2分5厘×1尺2寸)         戻る 元永古今 一覧へ 
   元永本古今和歌集用料紙 具引唐紙白 裏面具引切箔砂子
こちらは元永古今で使用の料紙、具引唐紙の裏面の具引切箔砂子振を表面仕立にしたものです。本来は両面加工をした料紙の裏面ですが、同加工を表面に行い裏には加工をしておりません。元永古今の清書用部臨、若しくは予め仕立てられた冊子に貼付けて使用する為の臨書用紙としてご利用下さい。尚、両面加工の帖仕立て用の物は表裏共に清書用加工で細字が書けます。(現在作成中です。出来上がりましたらご連絡致します。)


白色(しろいろ)
    清書用  具引(白色) 『金銀小切箔砂子』 部分拡大全面金銀小切箔砂子振(部分拡大) 
約25cmx36.4cm
白色
清書用  具引(白色) 『金銀大小切箔砂子』 部分拡大
金銀大小切箔砂子振(部分拡大)
下巻の白色でも表面は具引唐紙、裏面は全面金銀小切箔振が5枚、同銀小切箔振が11枚、銀砂子振が19枚、全面銀小切箔砂子振の物が3枚に為ります。
下巻第20折の白2枚は欠損の為、振の詳細は不明です。

上巻の白色では表面は具引唐紙、裏面は殆ど全ての物がこの金銀大小切箔砂子振となります。(第16折の四枚目のみ金銀大小切箔ノゲ砂子振)
ほぼきれいに統一されております。
上巻第20折の白2枚は欠損の為、振の詳細は不明です。





   元永本古今和歌集用料紙 具引唐紙染 裏面染切箔砂子
こちらは元永古今で使用の料紙、濃色・中色・淡色の具引唐紙(含む具引空摺)の裏面の染切箔砂子振を表面仕立にしたものです。本来は両面加工をした料紙の裏面ですが、同加工を表面に行い裏には加工をしておりません。元永古今の清書用部臨、若しくは予め仕立てられた冊子に貼付けて使用する為の臨書用紙としてご利用下さい。尚、両面加工の帖仕立て用の物は表裏共に細字が書けます。


薄赤色(うすあかいろ)
    清書用  (薄赤色) 『金銀小切箔砂子』 部分拡大全面金銀小切箔砂子振(部分拡大) 
約25cmx36.4cm
(右写真の小切箔と上写真の小切箔はほぼ同じ大きさです。)

濃紫色
清書用  (濃紫色) 『金銀大小切箔砂子ノゲ』 部分拡大
金銀大小切箔砂子ノゲ振(部分拡大)
下巻の染色でも表面は具引唐紙、裏面は全面金銀小切箔振が28枚、同金銀小切箔振が2枚、金銀砂子振が2枚、全面銀小切箔砂子振の物が28枚に為ります。
銀小切箔だけ、銀砂子だけ、銀砂子切箔の物に分かれており濃中淡或は色別での統一性はありません。

上巻の染色では表面は具引唐紙、裏面は殆どの物が金銀大小切箔砂子振となりその内33枚はノゲ振で、ノゲ振の内1枚は砂子無、1枚は小切箔砂子無となります。
上巻濃中淡の染紙料紙59枚の裏面の内、過半数にはノゲが振ってあることになります。
上巻第20折の茶淡色と思われる1枚は欠損の為、振の詳細は不明です。


清書用  (濃紫色) 『金銀大小切箔砂子ノゲ』 部分拡大 清書用  (濃紫色) 『金銀大小切箔砂子ノゲ』 部分拡大

清書用  (濃紫色) 『金銀大小切箔砂子ノゲ』 部分拡大 清書用  (濃紫色) 『金銀大小切箔砂子ノゲ』 部分拡大

清書用  (濃紫色) 『金銀大小切箔砂子ノゲ』 部分拡大 清書用  (濃紫色) 『金銀大小切箔砂子ノゲ』 部分拡大