本阿弥切・巻子本(古今和歌集巻第十一 恋歌一)第六紙拡大  戻る 本阿弥切 一覧へ

                                    写真をクリックすると拡大画面になります 昭和初期模本

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本阿弥切 部分 具引唐紙 白 『夾竹桃』 夾竹桃(きょうちくとう)  巻子本本阿弥切
 (古今和歌集巻第十一 恋歌一)

 第六紙

解説及び
使用字母



清書用 臨書用紙 本阿弥切 白 『夾竹桃』
清書用 白

 
歌番号は元永本古今和歌集での通し番号(歌の一部が異なっている場合も同じ番号で記載)         
( )内の歌番号は小松茂美氏監修「本阿弥切古今集」(二玄社発行)の通し番号(類推含む)
           519              (515)
 なく         からころも ひもゆふぐれに

 なるときは、かへすがへすぞ 人はこひしき


520                         
(516)
 よひよひに まくらさだめむ かたしらず
 いかにねしよか ゆめにみえけむ


521                         (517)
  こひしきに いのちをかふる ものな
 らば、しにはやすくぞ あるべかりける


522                         (518)
 人のみも ならはしものぞ あはずして
 いざこころみむ こひやしぬると


523                         (519)
  しのぶれば こひしきものを 人
 しれず、おもふてふこと たれにかたらむ


524                         (520)
  こむよにも はやなりななむ
 めのまへに、つれなき人を むかしとおもはむ


525                         (521)
 つれもなき 人をこふとて 山びこの、こたへ
 するまで なげきつるかな


526                         (522)
 ゆくみづに かずかくよりも はかなきは
 おもはぬ人を おもはなりけり


527                         (523)
 人をおもふ こころは我に あらねばや
 みのまとふをも ○られざるらむ

              おもひや○さかゐ


           519
 那久        可良己呂毛日毛遊不久礼爾

 奈留止支波、加部春々々々曾 人盤己日止支


520
 與日々々爾 万九良佐多免武 可多之良寸
 意可爾年之與可 由免爾美衣个无


521
 己日之支爾 意乃遅越可不留毛乃奈
 良波、之爾者也春久曾 安留遍可利計留


522
 人乃美毛 奈良者之毛乃所 安者寸之帝
 以左己々呂美无 己日也之奴留登


523
 之乃不礼盤 己比之幾毛乃越 人
 志連寸、於毛不天不己止 多礼爾可多良无


524
 己无與爾毛 者也奈利那々牟
 免乃万部仁、川礼奈支人遠 无可之止於毛八无


525
 川連毛奈支 人遠己不止天 山悲己乃、己多部
 春留万天 那个支川留可奈


526
 遊久美川爾 可春可九與利毛 者可那支八
 於毛者奴人越 於毛者那利个利


527
 人遠於毛不 己々呂者我爾 安良年者也
 美乃万止布遠毛 □良連佐留良无

               於毛日也□ 左可為


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「那久」は歌518
の末尾
一行目は第五紙

繰り返し記号は巧く表記できないので「々」を使用。

 解説右側は

  使用字母


左側のひらがな中漢字の意味の通じるものは漢字で表記













「无」は「む」としたが、「ん」ともとれる。但し、この頃「ん」という発音表記が有ったかどうかは不明









○は「し」
□は「之」と思われる

○は「る」
□は「流」と思われる



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