和紙の帯  重ね継・磨出し・破り継

重ね継 『和紙の帯』
和紙の帯・下には帯に加工前の料紙と、帯になるまでの糸への工程が展示してあります。
発売当時には、美智子妃殿下にもお買い上げ頂きました。
現在展示は致しておりませんが、当時は同様の製法でハンドバッグも制作いたしておりました。

重ね継 『和紙の帯』 赤茶色系 重ね継 『和紙の帯』 金茶色系 重ね継 『和紙の帯』 伊勢集天の川
重ね継・赤色系 金銀青金砂子磨出・
多色ボカシ柿茶系
破り継・三十六人集より

金銀青金砂子磨出し 部分拡大写真

重ね継 『和紙の帯』 磨出し
金銀青金砂子磨出・
多色ボカシ柿茶系
縦糸が絹、横糸が和紙です。織目の状態が何とか確認できると思います。
暗い光の中での撮影ですのでやや赤く写っております。お許しください。
見づらいですが中央の金色部分の柄は二重亀甲です。

左、裏打ちして強度を上げた料紙

右、糸状加工された料紙と拡大写真(下)
『和紙の帯』 金銀砂子切箔ノゲ 横糸状態
和紙の帯
横糸が加工を施した料紙
(裏打ちをしてから細く糸状に切断し更に加工を施しております)
縦糸が絹で織られております。
左の写真は、横糸のみの状態です。
図柄は
金銀砂子切箔ノゲ振り
花鳥折れ枝金銀袷型打ち