中扇面(源氏物語) (1尺1寸3分×5寸1分)
源氏物語絵巻風、金銀彩・破り継料紙 茶色系15(三色霞ぼかし)
通常の具引唐紙台紙の代わりに源氏物語絵巻の詞書部分を模して、扇面用にアレンジした臨書用紙を台紙として用いた中扇面の破り継料紙になります。清書用で、かな細字用としての装飾料紙となっております。源氏物語の臨書用扇面料紙としてはもちろん、その他これ迄に無い雰囲気の新たな破り継料紙として、作品用の料紙にもご使用になれます。新たな世界観を表す個展用としてのご利用にもお勧めです。平安文化の中での生き様を描いた当時を想定して、雅な世界と心のうらを想像しながら、色々な作品に仕立てて頂けますと幸いです。
清書用です。タイプは色々御座います。
写真は三色霞ぼかし(タイプ2)で、赤紫色ぼかし+銀灰色ぼかし+ベージュの地色をしたベースの料紙(=台紙)に茶色系の破り継紙片を継いだ扇面料紙になります。
破り継中扇面(クリアファイル無での見え方) |
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破り継中扇面・茶色系15(台紙は源氏物語絵巻風三色ぼかし) 古代紫+灰色+ベージュ 金砂子磨出しは純銀を金色加工した非常に細かい粉状の砂子を蒔いて、版木の上から柄だけを鏡面状に磨いて柄出しした物になりますが、 破り継ではその料紙の一部を使用する為、柄の判り難い部分が発生することが多く、写真の様に確認出来るものもあります。 |
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破り継中扇面(クリアファイルでの見え方) |
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破り継中扇面・茶色系15(台紙は源氏物語絵巻風三色ぼかし) 古代紫+銀灰色+ベージュ (クリアファイルでの撮影です、銀灰色ぼかしの発色具合は光の反射と銀泥とグレー色との混ざり具合によって異なり、色々に見える場合があります。) 銀灰色のぼかしですが、金銀箔の輝きを写そうとすると鈍い輝きさへも見えなくなってしまいます。銀灰色のぼかしは淡い灰色に辛うじて確認できます。 霞ぼかしは源氏物語絵巻に度々現れる表現方法の加工で、近くでぼんやりと霞む霧か靄をイメージして描いたものと思われ、 当初は淡い銀泥で薄っすらと白銀色に輝いていたと思われます。 |
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(其のままでの撮影です、銀灰色霞ぼかしの発色具合は光の反射と銀泥と煤との混ざり具合によって異なり、色々に見える場合があります。) 銀灰色の霞ぼかしも光を受ければ極微かに輝いて見えます。花鳥折枝金型打もちゃんと輝いて見えますのでご心配なく。 右側の柿渋色の破り継紙片には金砂子磨出し『小唐草(小重唐草)』が施されております。 |
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(クリアファイルでの撮影です、銀灰色霞ぼかしの発色具合は光の反射と銀泥と煤との混ざり具合によって異なり、色々に見える場合があります。) 銀灰色の霞ぼかしも光を受ければ極微かに輝いて見えます。(ぼかしや地色は実際よりも黒っぽく写ってしまっております) 花鳥折枝金型打が輝いて見えるように撮影してますので、金銀箔はやや色が飛んでしまっております。 |
溪雨資料館にて”一部やや難あり”のものを 2200〜3300円(税込)でお分け致しております。数に限りが御座いますのでご了承ください。