寸松庵（寸松庵色紙・古今和歌集抄本）模本手鏡表紙　　　　戻る　寸松庵色紙 一覧へ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　田中親美氏作模写本

寸松庵色紙は古今和歌集の四季の歌を精撰して書写したもので、元は粘葉本と思われる冊子に書写されたものが分割され、色紙の形に残ったもの。佐久間将監が京都大徳寺の離れ寸松庵で愛玩していた事により、江戸の初めに寸松庵色紙と名付けられたもの。元々堺が繁盛していた頃に南宗寺の襖に三十六枚の色紙が貼られており、その内の十二枚を寸松庵に譲り受けたもの。残りの幾つかは烏丸光弘が譲り受けている。
茶掛けとして古筆が持て囃されてくると、この小さな色紙もその散らし書きの美しさからやがて陽の目を見ることとなり、後の世に高値で取引されるに至った。



　　　　　　　　　　　　　　　　寸松庵手鏡表紙　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

寸松庵色紙　『模本手鏡』　表紙（薄藍色）
１９．０ｃｍｘ２５．２ｃｍ
　　　　寸松庵色紙

　　具引唐紙『花菱紋』

　　銀泥下絵

　　小高い山に松の木、千鳥、雁
　　ちがや
　　茅、破れ傘、

　　柳、葦、蓼

寸松庵色紙　『模本手鏡』　表紙（薄藍色）　拡大　　ー千鳥・茅・蓼・破れ傘ー　　　　　　　　　　　　　　　　　　　千鳥、茅、破れ傘


寸松庵色紙　『模本手鏡』　表紙（薄藍色）　拡大　　ー柳・茅・蓼ー
柳、茅、蓼



薄藍色具引唐紙・白雲母『花菱紋』（全面）
寸松庵色紙　『模本手鏡』　表紙（薄藍色）　拡大　　ー松の木・雁ー
　　　　小高い山に松の木、遠方に雁

































薄藍色；水灰色などとすることも。
 
寸松庵手鏡裏表紙寸松庵色紙　『模本手鏡』　裏表紙（薄藍色）
　　　　　　　　　　　　　　　　　１９．０ｃｍｘ２５．２ｃｍ		  
　　　　寸松庵色紙　裏表紙

　　具引唐紙『花菱紋』

　　銀泥下絵

　　小高い山に松の木、千鳥、雁
　　ちがや
　　茅、破れ傘、渡舟

　　柳、葦、蓼、釣舟
 寸松庵色紙　『模本手鏡』　裏表紙（薄藍色）　拡大　　ー松の木・千鳥・雁ー
　　　小高い山に松の木、千鳥、遠方に雁

  　　　　寸松庵色紙

　　具引唐紙『花菱紋』

　　銀泥下絵　拡大図
 
寸松庵色紙　『模本手鏡』　裏表紙（薄藍色）　拡大　　ー渡舟・茅・蓼・破れ傘・葦ー茅、破れ傘、渡舟
 寸松庵色紙

具引唐紙『花菱紋』

銀泥下絵　拡大図 
   
 寸松庵色紙　『模本手鏡』　裏表紙（薄藍色）　拡大　　ー釣舟・茅・蓼・破れ傘・葦ー
　破れ傘、茅、葦、蓼、釣舟		 寸松庵色紙

具引唐紙『花菱紋』

銀泥下絵　拡大図 
   

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