古筆臨書用紙『小島切』 清書用 染紙・飛雲・雲母振(ばら) 9寸7分×1尺2寸
通常価格:¥1,496
税込
商品コード: kojimagire-1
小島切は斎宮女御徽子女王の家集の書写本の断簡です。元は粘葉本で永らく小野道風筆と伝承されてきましたが、未だ確認は出来ておらず、料紙と墨蹟の美しさから茶掛け用として小切りにされてしまったものです。流麗で自由闊達な運筆と、ころっとして弾ける様な線質から女性の手によるものの様に思われます。料紙は薄茶に染めた鳥の子紙に表面裏面共に高野切の如く雲母砂子が施され、表面には藍と紫が混在した飛雲が浮かしてあります。
粘葉本料紙の大きさは約7.3寸×11寸ですが、他の雲紙にも応用出来る様に臨書用紙は9.7寸×12寸(29.4cm×36.4cm)の大きさにしております。
以下に応用可能な臨書古筆を挙げておきます。
深窓秘抄 (伝宗尊親王筆)
歌仙歌合 (伝藤原行成筆)
和歌体十種 (伝藤原忠家筆)
堤中納言集 (伝紀貫之筆 )
名家歌集切 (伝紀貫之筆 )
元暦校本万葉集 (伝藤原行成・他筆)
敦忠集切 (伝藤原行成筆)
伊豫切和漢朗詠集 (伝藤原行成筆)
紙撚切道済集 (伝藤原佐理筆) 等が臨書可能です。
本鳥の子製(一号鳥の子) 薄茶色染紙飛雲雲母振 1枚
原紙 越前 料紙加工 備前岡山
一枚一枚手作りになります。
書写のしてある写真は料紙の雲母振の様子です。一枚目の写真に雲母は確認できませんが、光にかざせばちゃんと輝いて見えます。