古筆臨書用紙『法輪寺切』清書用 染紙・飛雲・雲母振 9寸7分×1尺2寸(ばら)
通常価格:¥1,518
税込
商品コード: hourinji-1
伝藤原行成筆とされている古筆『法輪寺切』の清書用・臨書用紙です。
和漢朗詠集を書写した物で、元は上下二巻を完備した巻子本と思われる古筆です。高野切と同様に雲母を紙面一面に撒いた薄藍色の染紙の調度品としてつくられたもので、然も使われている料紙は当時としては大変珍しく、非常に手の込んだものとして他に類を見ない料紙となっております。
藍と紫に色分けされた繊維を飛雲風に漉き込んでいるのですが、当時良く利用されていた通常の飛雲ではなく、その飛雲を更に羅紋柄状に漉上げており、非常に手の込んだ技法が使用されております。
本清書用臨書用紙は同様の技法による漉込みでは非常に高価になる為、この飛雲は後付けで描いております。
現在の在庫は1・2枚目写真の薄藍色のみとなっております。3枚目写真の淡茶色の物は不定期販売品です。販売時にはお知らせ致します。
4・5枚目の写真は羅紋飛雲の拡大です。
本鳥の子製 染紙・羅紋飛雲・雲母砂子 1枚
原料紙・越前 料紙加工・備前岡山
一枚一枚手作りになります。