古筆臨書用紙『和泉式部集切』練習用 染唐紙 半懐紙(30枚入りセット)
通常価格:¥3,410
税込
商品コード: izumisikibu-2
伝藤原行成筆とされる古筆『和泉式部』の練習用・臨書用紙です。
平安時代に和泉式部の歌を書写した綴葉装の冊子本で、正集と続集があり合せて和泉式部集と云います。続集に収められた歌数は約647首と言われていますが、殆んどが一葉宛の断簡で数十葉が残るのみです。筆跡は針切の字形に似て、細かな仮名の連綿が緩やかな運筆で進められ、小粒の文字ながら一首の中で筆圧も変えており墨の濃淡も生かそうとしています。下巻では字粒がやや大きく、丸みを帯びて運筆が大らかになっています。
清書用1冊は、素色(白色)、灰青(薄浅葱色)、茶(薄赤茶色)3色各10枚の30枚の料紙で構成いております。
表面のみ練習用加工の淡い染紙にぼかし唐紙2柄のみを施した料紙です。尚、柄は実物の物とはやや異なります。臨書用紙1枚で冊子二項分、現存する続集切の大部分が作成できるよう入れてあります。
4枚目の写真は臨書見本です。商品には含まれておりません。
楮紙製(パルプ入楮紙) 半懐紙 染唐紙 30枚入りセット
原料紙・因州 料紙加工・備前岡山
一枚一枚手作りになります。