三十六人集(西本願寺本)
躬恒集 装飾料紙 『墨流し』 清書用臨書用紙 (半懐紙)          戻る 『躬恒集』 臨書用紙 一覧へ


装飾料紙 金銀彩(金銀小切箔砂子振) 花鳥折枝金銀袷絵  代用臨書用紙になります  

装飾料紙 絵筆ぼかし 『墨流し』 銀燻銀袷型打 (三十六人集) 全面金銀砂子振 臨書用紙 第二十七紙用


三十六人集 絵筆ぼかし 『墨流し』 (躬恒集) 書手本拡大へ

墨流し手書ぼかし 書手本へ
 墨流し型打ち 茶手描きぼかし 全面金銀中小切箔振り 花鳥折枝銀燻し銀袷型打 (代用臨書用紙)
光を当てて金銀中小切箔を強調しております。少将うるさく感じられてしまいますが、実際には端の光の少ない程度の所での見え方になります。(書手本での見え方参照) 
装飾料紙
臨書用紙 半懐紙 
墨流し型打 茶手描きぼかし 右上側部分拡大 
装飾料紙 絵筆ぼかし 『墨流し』 銀燻銀袷型打 (三十六人集) 右上部分拡大
代用臨書用紙

右上側部分

躬恒集 装飾料紙 手描き隈ぼかし 『墨流し』 葦手絵銀泥描き 右上部分拡大

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 墨流し型打 手描き隈ぼかし 銀燻銀袷型打部分拡大 (代用臨書用紙)
光を当てて金銀中小切箔を強調しております。少将うるさく感じられてしまいますが、実際には端の光の少ない程度の所での見え方になります。(書手本での見え方参照) 光の反射が強過ぎて銀燻銀袷型打の柄が見辛くなっておりますが、手に取って頂ければちゃんと確認出来ます。 
装飾料紙
臨書用紙 半懐紙
 
墨流し型打 茶手描きぼかし 右下側部分拡大 
装飾料紙 絵筆ぼかし 『墨流し』 銀燻銀袷型打 (三十六人集) 右下部分拡大
代用臨書用紙

右下側部分

躬恒集 装飾料紙 手描き隈ぼかし 『墨流し』 葦手絵銀泥描き 右下部分拡大

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 墨流し型打 手描き隈ぼかし 銀燻銀袷型打部分拡大 (代用臨書用紙)
光を当てて金銀中小切箔を強調しております。少将うるさく感じられてしまいますが、実際には端の光の少ない程度の所での見え方になります。(書手本での見え方参照) 光の反射が強過ぎて銀燻銀袷型打の柄が見辛くなっておりますが、手に取って頂ければちゃんと確認出来ます。 

装飾料紙
臨書用紙 半懐紙
 
 墨流し型打 茶手描きぼかし 左上側部分拡大 
装飾料紙 絵筆ぼかし 『墨流し』 銀燻銀袷型打 (三十六人集) 左上部分拡大
代用臨書用紙

左上側部分

躬恒集 装飾料紙 手描き隈ぼかし 『墨流し』 葦手絵銀泥描き 左上部分拡大

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 墨流し型打 手描き隈ぼかし 銀燻銀袷型打部分拡大 (代用臨書用紙)
光を当てて金銀中小切箔を強調しております。少将うるさく感じられてしまいますが、実際には端の光の少ない程度の所での見え方になります。(書手本での見え方参照) 光の反射が強過ぎて銀燻銀袷型打の柄が見辛くなっておりますが、手に取って頂ければちゃんと確認出来ます。 
装飾料紙
臨書用紙 半懐紙
 
 墨流し型打 茶手描きぼかし 左下側部分拡大 
装飾料紙 絵筆ぼかし 『墨流し』 銀燻銀袷型打 (三十六人集) 左下部分拡大
代用臨書用紙

左下側部分

躬恒集 装飾料紙 手描き隈ぼかし 『墨流し』 葦手絵銀泥描き 左下部分拡大

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 墨流し型打 手描き隈ぼかし 銀燻銀袷型打部分拡大 (代用臨書用紙)
光を当てて金銀中小切箔を強調しております。少将うるさく感じられてしまいますが、実際には端の光の少ない程度の所での見え方になります。(書手本での見え方参照) 光の反射が強過ぎて銀燻銀袷型打の柄が見辛くなっておりますが、手に取って頂ければちゃんと確認出来ます。 
装飾料紙
臨書用紙 半懐紙
 
 銀燻銀袷型打部分拡大(松枝)
 三十六人集 絵筆ぼかし 『墨流し』 (三十六人集)袷型打部分拡大
銀燻銀袷型打部分拡大
(松枝)
 
 墨流し型打 手描き隈ぼかし 銀燻銀袷型打部分拡大(松枝) 装飾料紙
臨書用紙 半懐紙
 

書手本 墨流し 茶手描きぼかし 右上側部分拡大 
躬恒集 装飾料紙 手描き隈ぼかし 『墨流し』 葦手絵銀泥描き 右上部分拡大
 書手本

右上側部分

装飾料紙 絵筆ぼかし 『墨流し』 銀燻銀袷型打 (貫之集 上) 右上部分拡大
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 墨流し 手描き隈ぼかし 金銀小切箔砂子振・金銀特大ちぎり箔散し 花鳥折枝銀燻銀泥袷絵部分拡大
墨流しを川辺に見立てて、墨流しに添う様にして萱や菅・茅などが描かれております。茶色の隈ぼかしの意図は分かりませんが、丘を表しているようにも見えます。 この部分には千鳥が6羽描かれております。
装飾料紙 第八紙
書手本 6寸7分×1尺5分
 
 書手本 墨流し 茶手描きぼかし 右下側部分拡大 
躬恒集 装飾料紙 手描き隈ぼかし 『墨流し』 葦手絵銀泥描き 右下部分拡大
書手本

右下側部分

装飾料紙 絵筆ぼかし 『墨流し』 銀燻銀袷型打 (貫之集 上) 右下部分拡大
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 墨流し 手描き隈ぼかし 金銀小切箔砂子振・金銀特大ちぎり箔散し 花鳥折枝銀燻銀泥袷絵部分拡大
茶色の隈ぼかしの意図は分かりませんが、丘を表しているようにも見えます。隈ぼかしの間に萱と槐らしきものが描かれております。この部分には千鳥が8羽描かれております。 
装飾料紙 第八紙
書手本 6寸7分×1尺5分
 
 書手本 墨流し 茶手描きぼかし 左上側部分拡大 
躬恒集 装飾料紙 手描き隈ぼかし 『墨流し』 葦手絵銀泥描き 左上部分拡大
 書手本

左上側部分

装飾料紙 絵筆ぼかし 『墨流し』 銀燻銀袷型打 (貫之集 上) 左上部分拡大
この部分の
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 墨流し 手描き隈ぼかし 金銀小切箔砂子振・金銀特大ちぎり箔散し 花鳥折枝銀燻銀泥袷絵部分拡大
墨流しを川辺に見立てて、墨流しに添う様にして萱や菅などが描かれております。茶色の隈ぼかしの意図は分かりませんが、丘を表しているようにも見えます。この部分には7羽の千鳥が描かれております。 
装飾料紙 第八紙
書手本 6寸7分×1尺5分
 
 書手本 墨流し 茶手描きぼかし 左下側部分拡大 
躬恒集 装飾料紙 手描き隈ぼかし 『墨流し』 葦手絵銀泥描き 左下部分拡大
書手本

左下側部分

装飾料紙 絵筆ぼかし 『墨流し』 銀燻銀袷型打 (貫之集 上) 左下部分拡大
この部分の
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 墨流し 手描き隈ぼかし 金銀小切箔砂子振・金銀特大ちぎり箔散し 花鳥折枝銀燻銀泥袷絵部分拡大
墨流しを川辺に見立てて、墨流しに添う様にして萱や菅などが描かれております。茶色の隈ぼかしの意図は分かりませんが、丘を表しているようにも見えます。この部分には8羽の千鳥が描かれております。 
装飾料紙 第八紙
書手本 6寸7分×1尺5分
 

書手本

 書手本
三十六人集 染紙 『墨流し』 (躬恒集)  解説・使用字母
 『墨流し』 金銀小切箔砂子振  躬恒集 書手本 第二十七紙 縦6寸7分、横1尺5分5厘  (田中親美氏模写本)

歌番号は躬恒集内での通し番号                    青色文字は使用字母       解説・現代語訳
287
 わがこひは しらぬみちにも あらなくに
 まとひわたれと あふ人もなし

288         く に ぞ
 ひとりぬる ひとにきかくに
 かみなつき、にわかにもふる はつしぐれかな


   亭子院に
   かつらのきをほりてたて
      
   まつるにき
289
 みかくれて ふけゐのうらに ありしいしは
  おいのなみにぞ あらはれにける

290
 ことのはを つきのかつらに えたなくは
  なににつけてか そらにつてまし

   をみなへし
291
 ぬしもなき やどにきぬれば
  をみなへし、はなをぞいまは
      あるじとは
        おもふ


287
 和可己比盤 志良奴美地爾毛 安良那久仁
 末止比()堂礼止 安不人毛奈之

288           久仁所
 飛登利奴留 悲止仁幾可久仁
 閑美那川支、爾和可爾毛婦留 盤川之久礼閑那


   亭子院二
   閑川良乃幾遠保利天多天
      
   万川留爾幾
289
 見可久礼天 婦遣為乃宇良仁 安利之以之八
  於以乃那三仁曾 安良盤礼爾計留

290
 己止乃者遠 川幾乃可川良仁 衣多那久波
  奈爾々徒个天可 所良仁徒天末之

   遠美那部之

 奴之毛那支 也止仁幾奴礼盤
  遠美奈部之、盤那遠曾以万波
      安留之止盤
        於毛不


「禮」は「礼」とすることも。
「爾」は「尓」とすることも。


           現代語訳                      解説          解説・使用字母
287
「我が恋は知らぬ道にもあらなくに 惑ひ渡れど逢ふ人もなし」
私の恋は知らない道でもある訳では無いのに、ずっと彷徨い続けてはいるが逢う人もいないことよ。


288  
「独り寝る人の聞くにぞ神無月 にわかにも降る初時雨かな」
独りで寝ている時、聞くところによると神無月と云うのは、突然降り出してくる初時雨の様なものだなあ。


   亭子院に桂の木を掘り建てて奉る時
   
289
「御隠れて噴井の内に在りし石は 老いの波にぞあらはれにける」
お隠れになられて噴井の中に在る石は、寄る年波にこそ洗われている事でしょう。


290
「言の葉を月の桂に枝なくは 何に付けてか空に伝てまし」
言の葉としての和歌を、もし月の桂の木に枝が無かったとしたなら、何に付けたなら空の月まで伝えられるのだろうか

   
 おみなえし
   女郎花
291
「主もなき宿に来きぬれば女郎花 花をぞ今は主とは思ふ」
家主もいない屋敷に来てみれば女郎花よ、其方をば今宵の主人と思うこととしよう。


 

287
(私の恋路は知らない道でも無いのに、あちこち歩き回るけれども出会う人さへいないことよ。)との意。

惑ひ渡れ;ずっと彷徨い続ける。途方に暮れて歩き回る。「惑い渡る」の已然形。

288
(独りぼっちで寝ている時など、人から聞くところによると神無月と云うのは、寂しさのあまり急に涙が溢れ出してくるように、突然降り出す初時雨の様な月であるのだなあ。)

 ぬ                                      
寝る;眠る。横になる。男女が共寝する。下二段動詞「ぬ」の連体形「寝る」

289
(お隠れになられて噴井の内に在る石=亭子院のご遺志は、噴出する水に洗われる様にして、寄る年波にこそ現れている事でしょうよ。)との意。

見隠れて;目隠しとなって。
ふけゐ
噴井;水の噴き出している井戸。

290
(もし詠った和歌を言の葉として月の桂の木に付けるのに、その枝が無かったとしたなら、何に付ければこの和歌を空の月まで届けられるのだろうか。否、届けられなどしないだろう)との意。

なくは;…なかったなら。もし…がなかったとしたなら。打消しの順接の仮定条件を表す。
…か…まし;…だろうか。否、…でないであろう。仮定条件を受けて反実仮想の意を反語としてあらわす。

291
(人の住まなくなった屋敷に来てみれば女郎花の花が咲いていたよ、今夜はとりわけ女郎花の花をこの屋敷の主人として私をもてなしてくれると思う事にしましょうか。)との意。
 き                    
来ぬれば;来てみたなら。カ変動詞「来」の連用形「き」に完了の助動詞「ぬ」の已然形「ぬれ」更に順接の確定条件を表す接続助詞「ば」。動作・作用が実現し、完了して次に続く意を表す。



 

かみなづき

神無月;陰暦十月の称。八百万の神々が、この月に出雲大赦に集まり他の国にいない由と考えられてきた。「な」は上代の格助詞で、「の」の意を表し「神の月」の意を表す。出雲では「神在月」と呼び習わし、また、新穀で酒を醸す頃の月でもあることから、「醸成し月」の意とも云われている。他に、時雨月、初霜月などとも呼ばれている。

ふけゐ
噴井;近くに高い山などのある地域では、水の噴き出している泉や井戸がある。水の豊かな所では家の中に掘り抜き井戸があって、吹き出る水が涼しげな音を立てている。岐阜県大垣市などでは昔から噴井のある民家が多くあった。


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  訂正文字部写真
三十六人集 染紙 『墨流し』 (躬恒集)










写真一行目
「仁」の横に「乃」の文字


写真五行目
「爾」の横に「止」の文字


「可久仁」の横に「久仁所」の文字





写真二行目
「良」か「之」の横に「之」の文字
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凡河内躬恒;平安前期の歌人で三十六歌仙の一人。古今和歌集撰者の一人でもあり、宇多天皇・醍醐天皇に仕え、紀貫之・壬生忠岑と共に歌聖に次ぐ歌人と並び称された。卑官でありながらも紀貫之らと共に古今和歌集を撰進し、即興の叙景歌にも長けていたとされている。尚、古今集以下の勅撰集に194の歌が残されている。当時の歌人にとって勅撰集に名を連ねることは、最高の栄誉とされていた。生没年不詳。

勅撰和歌集;天皇の勅命又は院宣によって選ばれた和歌集で、平安時代の古今和歌集から室町時代の新続古今和歌集までの二十一集。最初の三集を三代集、最初から八集までを八代集、残りの十三集を十三代集と云い、すべてを合わせて二十一代集と呼ぶ。

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