重之集 ギラ引唐紙『獅子唐草』 (清書用臨書用紙)
ギラ引唐紙 薄茶『獅子唐草』 花鳥折枝金銀袷型打 (半懐紙)
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獅子唐草中央やや上側部分 ギラ引唐紙 薄茶 花鳥折枝金銀袷型打 獅子唐草(繋丸紋獅子唐草)花鳥折枝金銀袷型打は実物とは異なります。。 ギラ引唐紙(獅子唐草)の花鳥折枝の柄違い代用品です。 |
重之集 書 |
花鳥折枝金銀袷型打 柄を見やすくしたもの |
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獅子唐草左下側部分 ギラ引唐紙 薄茶 花鳥折枝金銀袷型打 枝松・柳・紅葉・桜草・千鳥など |
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参考(具引唐紙) 花鳥折枝金銀袷型打 柄を見やすくしたもの |
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具引唐紙での花鳥折枝の見え方 獅子唐草柄は光を反射しやや白っぽくに見えます。 金銀袷型打も淡い光の為やや鈍い色合いです。 |
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重之集 書 縦6寸7分、横1尺5分5厘 ギラ引唐紙『獅子唐草』白雲母 第八紙 歌番号は重之集での通し番号 青色文字は使用字母
「與」は「与」とすることも。 「个」は「介」とすることも。 「礼」は「禮」とすることも。 ( )黄色文字は次項にあり すゑのまつやま 末の松山;宮城県多賀城市にあったという山。歌枕。 63 (正月の子日に)末の松を引き抜きにやってきてしまった私なので、波が乱れ散るように(私の心にも平静を失っているようだとの噂を)聞きたくないのですよ。 みづくきのあと 水茎の跡;筆跡。水墨を含んだ茎=筆。転じて手紙。 64 手紙を綴ってみようと思っておるのですよ、もしかしたら私の想う処にたどり着けるかもしれないと思いましてね。 65 (暗くてよく判りませんでしたので)篝火の明かりで見ると、裏が白くないではありませんか烏(玄人)なのかも、羽をめでたい徴だというようなことは許しませんよ。 はるさめ 春雨;芽吹きの頃の静かに降る細かい雨。古くから静かで艶なもの、細やかでしっとりとした情緒あるものといった感じで多くの歌に詠まれてきた。 66 散り行く梅の花を惜しむ涙かのように、静かに降り来る春の雨に(その光景を見て湧き上がる感動の涙で)濡れてしまわない人など、この世の中に居ないことでしょうよ。 ![]() ![]() |
みなもとのしげゆき とうぐうぼう とねりのつかさ
源重之;平安中期の歌人で、左馬助・相模権守を歴任、三十六人歌仙の一人として旅の歌を好んで残している。春宮坊の舎人監の役人の筆頭者として、皇太子の護衛に当たっていた時、後の冷泉天皇となる皇太子に奉った百種は、現存する最古の百種歌となっている。生年及び没年不詳。〜1000年頃と考えられている。
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