唐紙紋様型見本　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

唐草柄他　　
元永古今で使用されている唐紙柄です。
元々の料紙は表、具引唐紙・裏、装飾料紙（染金銀切箔砂子）で、白・紫・黄（黄茶系）・赤（赤茶系）・緑で１５種類の唐紙模様が使われています。
1折には同柄5枚（小口10枚）の唐紙料紙が使用されております。（但し上巻第10折のみ2柄使用）

二重唐草	花襷紋	花唐草	芥子唐草	二重亀甲	獅子唐草
丸唐草	唐子唐草	菱唐草	小唐草	孔雀唐草	丸獅子唐草
大波紋	七宝紋	鉄線唐草

	二重唐草　≪重ね唐草≫　 上巻 第1折（具引空摺） 第2折（具引空摺） 下巻 使用なし
二重唐草　≪重ね唐草≫
	はなだすきもん 花襷紋 上巻 第8折（具引唐紙） 第15折（具引唐紙） 下巻 第3折（具引唐紙） 第10折（具引唐紙）
花襷紋　 　ｷﾞﾗ打柄は白雲母及び黄雲母を使用、黄雲母は下巻のみで使用数計6枚
	花唐草 上巻 第13折（具引空摺） 下巻 第1折（具引空摺） 第20折（具引空摺）
花唐草
	芥子唐草 上巻 第3折（具引空摺） 第4折（具引空摺） 下巻 第2折（具引空摺）
芥子唐草 　第3折1枚のみ濃緑（渋草色）
	二重亀甲（米亀甲） 　　　　 ≪亀甲紋≫ 上巻 使用なし 下巻 第13折（具引空摺）
二重亀甲（米亀甲）≪亀甲紋≫
	獅子唐草 上巻 使用なし 下巻 第6折（具引唐紙）
獅子唐草 　ｷﾞﾗ打柄は白雲母及び黄雲母を使用、黄雲母は下巻のみで使用数計3枚
	丸唐草 ≪二重複丸唐草≫ 上巻 第10折（具引唐紙） 　　　※但し料紙３枚分のみ 第11折（具引唐紙） 第18折（具引唐紙） 下巻 第19折（具引唐紙）
丸唐草　≪二重複丸唐草≫ 　ｷﾞﾗ打柄は白雲母及び黄雲母を使用、黄雲母は上巻のみで使用数計2枚
	からこからくさ　おおからこからくさ 唐子唐草　≪大唐子唐草≫ 上巻 第12折（具引空摺） 下巻 使用なし
唐子唐草　≪大唐子唐草≫
	菱唐草 上巻 第9折（具引唐紙） 第16折（具引唐紙） 下巻 第9折（具引唐紙） 第16折（具引唐紙）
菱唐草 　ｷﾞﾗ打柄は白雲母を使用
	こからくさ　こがさねからくさ 小唐草　≪小重唐草≫ 上巻 第10折（具引唐紙） 　　　　※但し料紙2枚分のみ 第17折（具引唐紙） 下巻 第11折（具引唐紙） 第18折（具引唐紙）
小唐草　≪小重唐草≫ 　ｷﾞﾗ打柄は白雲母及び黄雲母を使用、黄雲母は上巻のみで使用数計4枚
	くじゃくからくさ 　孔雀唐草 上巻 第6折（具引唐紙） 下巻 第5折（具引唐紙） 第12折（具引唐紙）
孔雀唐草 　ｷﾞﾗ打柄は白雲母を使用
	丸獅子唐草　 　≪獅子二重丸紋唐草≫ 上巻 第5折（具引唐紙） 第19折（具引唐紙） 下巻 第7折（具引唐紙） 第14折（具引唐紙）
丸獅子唐草　≪獅子二重丸紋唐草≫ 　ｷﾞﾗ打柄は白雲母及び黄雲母を使用、黄雲母は上巻のみで使用数計2枚
	大波紋（渦の波） 上巻 第7折（具引空摺） 下巻 第8折（具引空摺）
大波紋（渦の波）
	七宝紋 上巻 第14折（具引唐紙） 第20折（具引唐紙） 下巻 第15折（具引唐紙） 第17折（具引空摺）
七宝紋 　ｷﾞﾗ打柄は白雲母、具引空摺は紫系及び白具に未晒し素紙を使用
	てっせんからくさ　　　　おおばなからくさ 鉄線唐草　≪大花唐草≫ 上巻 使用なし 下巻 第4折（具引唐紙）
鉄線唐草　≪大花唐草≫ 　ｷﾞﾗ打柄は白雲母を使用

唐紙文様名中の≪　≫内の呼名は小松茂美先生の著書での呼称です。





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