清書用 破り継 小扇面
(縦×横;4寸3分×9寸5分)
春霞(そよ風の原)
この季節寝ぼけているのか何なのか、遠くを見つめると、もわ〜!と霞んで何だ良く見えません。ボーと映るこの景色は果たしてこの世なのか、はたまた夢の中なのか?。早起きは三文の得?。いえいえまだまだ布団から出たくは有りません。なんて言ってないで、ちょいと散歩をして御覧なさいな。ひょっとしていつもと違う何かが見つかるかも!。
新勅撰和歌集に「行く春の霞の袖を引き留めて…」とありますが、貴方なら何を感じとりますか。
春ののどかな朝ぼらけの草原に、時折さらさらと吹き渡るそよ風を表現してみました。。
白台紙以外の色柄ピースを9枚使用しております。(通常の小扇面では3から4枚です)
― | | | ↓ 縦 4 寸 3 分 ↑ | | | ― |
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|―――――→ 上弦(長弦);9寸5分 ←―――――|
|――――→ 下弦(短弦);4寸4分 ←――――| . |
下弦〜弧天辺 |
淡い緑色の唐紙紙料紙に草色のピースを波のように繋いでおります。若草の草原を吹き渡るそよ風の音が感じとって頂けますでしょうか。上側が通常の白台紙(沙耶型紋)です。 | 右側部分;僅かに緑を含んだ白茶系と新芽の萌え若葉の様な薄めの渋緑で破り継を施したものです。 花鳥折枝金型打ちが見え辛くて申し訳御座いません。手に取れば、ちゃんとご覧いただけます。 |
資料館限定販売となりますが、一部やや難ありの品〜良品 800円〜1,600円(税込)。色柄には偏りが御座います。
数に限りが御座いますので、お越しの祭には予め御問合わせ頂く事をお勧め致します。
正規品の清書用については、お近くの書道用品店でお求めになれます。
暁月夜(青系) | 要(赤系) |