中扇面(源氏物語) (1尺1寸3分×5寸1分)                            戻る 破り継料紙・中扇面 『源氏物語絵巻風』 一覧へ  

        源氏物語絵巻風、金銀彩・破り継料紙 紫色系21(燻銀・青金飛雲ぼかし)

通常の具引唐紙台紙の代わりに源氏物語絵巻の詞書部分を模して、扇面用にアレンジした臨書用紙を台紙として用いた中扇面の破り継料紙になります。清書用で、かな細字用としての装飾料紙となっております。源氏物語の臨書用扇面料紙としてはもちろん、その他これ迄に無い雰囲気の新たな破り継料紙として、作品用の料紙にもご使用になれます。新たな世界観を表す個展用としてのご利用にもお勧めです。平安文化の中での生き様を描いた当時を想定して、雅な世界と心のうらを想像しながら、色々な作品に仕立てて頂けますと幸いです。

清書用です。タイプは色々御座います。
写真は青金/燻銀・飛雲ぼかし(タイプ乙3)で、青金色飛雲ぼかし+燻銀色飛雲ぼかし+灰紫の地色をしたベースの料紙(=台紙)に紫色系の破り継紙片を継いだ扇面料紙になります。青金色(微紫青色金属色=渋い瑠璃色鈍光沢色、青金色・微赤金色・燻銀色の混合)


                       

かな書清書用  三椏入り雁皮 染、3色ぼかし又は金銀ぼかしをあしらい金銀の大小切箔箔または粗い砂子を施しております。
粗い砂子のものには、燻銀ボカシも施しております。
箔の上にも墨が乗るよう加工してあります。

                              
破り継中扇面(クリックで部分拡大へ)
装飾料紙 源氏物語絵巻風破り継 中扇面 紫系21 拡大
 (紫系色; 源氏物語絵巻風 )
資料館価格 4180円
中扇面・左側破り継部分(花鳥折枝金型打)
装飾料紙 源氏物語絵巻風破り継 中扇面 紫系21 左端破り継部分拡大
破り継中扇面
 

右側部分拡大へ
装飾料紙 源氏物語絵巻風破り継 中扇面 紫系21 右端破り継部分拡大へ

この辺りの右側に銀ノゲ
この辺りの中央に銀ノゲ

中央部分拡大へ
装飾料紙 源氏物語絵巻風破り継 中扇面 紫系21 中央台紙部分拡大へ

破り継中扇面
源氏物語絵巻風

桜草(芝桜)
柳・紅葉・蝶・千鳥

光を受けて金銀の
輝く様子へ
装飾料紙 源氏物語絵巻風破り継 中扇面 紫系21 光を受けて金銀の輝く様子へ


 

台紙は源氏物語絵巻風三色ぼかしに金銀大小切箔粗い金銀砂子振り、そして銀ノゲを施したもので、
破り継を行った後更に花鳥折枝金型打ちを施したものとなります。破り継中央の渋い竜胆色の紙片には銀砂子磨出しが施してあります。
台紙の料紙には淡い銀灰色のぼかしが見えます。
 
中扇面・右側破り継部分(花鳥折枝金型打)
装飾料紙 源氏物語絵巻風破り継 中扇面 紫系21 右端破り継部分拡大
破り継中扇面 
左側部分拡大へ
装飾料紙 源氏物語絵巻風破り継 中扇面 紫系21 左端破り継部分拡大へ

中央部分拡大へ
装飾料紙 源氏物語絵巻風破り継 中扇面 紫系21 中央台紙部分拡大へ



この辺りの中央に銀ノゲ

破り継中扇面
源氏物語絵巻風



草藤・芒・女郎花
柳・蝶々・千鳥・蓼
紅葉











青金と銀灰色の飛雲ぼかしです。白銀に輝いて見えますのが銀の大中切箔です。
左上隅に鈍い銀灰色に見えますのが銀中小切箔、青金色飛雲ぼかし部分の左側には金中切箔、
右側の方に見える錆桔梗色紙片に施されているのは金大切箔砂子となります。
銀ノゲは影となって見えにくいのですが、写真中央やや下辺りに微かに確認出来ます(松枝の左下銀灰色飛雲ぼかしの間)。
 
破り継中扇面(クリックでもとの一覧画面へ)
装飾料紙 源氏物語絵巻風破り継 中扇面 紫系21 台紙料紙ぼかし部分拡大破り継中扇面(台紙部分)  
 

中央上側に微かに白銀色に輝いて見えますのが銀砂子です。写真の下の方に点々と見えますのが金銀の小切箔です。

上側に白銀色に光って見えますのが銀小切箔、中央付近に固まって見え金色に光っておりますのが金大切箔になります。
銀ノゲは一寸見えにくいのですが、写真左側中央付近に鈍い銀色で微かに光っているのが確認出来ます。
燻銀色(十ヶ所)と青金色(三ヶ所)の飛雲ぼかしに地色は淡い灰紫色で施されております。
 
 破り継中扇面(光を受けて金銀の輝く様子)
装飾料紙 源氏物語絵巻風破り継 中扇面 紫系21 光を受けて金銀の輝く様子
 破り継中扇面 紫色系21(青金/燻銀・飛雲ぼかし)
(クリアファイルでの撮影です、燻銀・飛雲ぼかしの発色具合は光の反射と銀泥と煤との混ざり具合によって異なり、色々に見える場合があります。)
こちらの青金は金属光沢を持った微紫青色ですが、金銀箔の輝きを写そうとすると見え辛くなってしまいます。燻銀の飛雲ぼかしは淡白色に辛うじて確認できます。
燻銀飛雲ぼかしは源氏物語絵巻に度々現れる表現方法の加工で、遠くに棚引く霞をイメージして描いたものと思われ、当初は銀泥で白銀色に輝いていたと思われます。
 破り継中扇面(クリアファイル無での見え方)装飾料紙 源氏物語絵巻風破り継 中扇面 紫系21 クリアファイル無での見え方
破り継中扇面 紫色系21(青金/燻銀・飛雲ぼかし)
(其のままでの撮影です、燻銀・飛雲ぼかしの発色具合は光の反射と銀泥と煤との混ざり具合によって異なり、色々に見える場合があります。)
こちらの青金は金属光沢を持った微紫青色(渋い瑠璃色)ですが、青金色と僅かばかりの赤金色に燻銀泥を混合することで渋い瑠璃色に見える青金色です。
燻銀飛雲ぼかしは源氏物語絵巻に度々現れる表現方法の加工で、遠くに棚引く霞をイメージして描いたものと思われ、当初は銀泥で白銀色に輝いていたと思われます。
破り継中扇面(青金飛雲ぼかし部分の拡大)
装飾料紙 源氏物語絵巻風破り継 中扇面 紫系21 (タイプ乙3) 青金/燻銀・飛雲ぼかし部分の拡大
破り継中扇面 
 破り継中扇面 紫色系21


青金飛雲ぼかし部分
青金色(金属光沢紫青色)
(=渋い瑠璃色)
二ヶ所

花鳥折枝金型打の
様子


松枝・竜胆・柳・蓼
吾亦紅

中央付近と左下隅に
銀ノゲ

燻銀飛雲ぼかし
五ヶ所

装飾料紙 源氏物語絵巻風破り継 中扇面 紫系22 (タイプ3) 青金/燻銀・飛雲ぼかし部分の拡大
紫色系22(タイプ3)へ
破り継中扇面 参考 紫色系21(青金/燻銀・飛雲ぼかし)地色は薄い灰紫色
(クリアファイルでの撮影です、燻銀・飛雲ぼかしの発色具合は光の反射と銀泥と煤との混ざり具合によって異なり、色々に見える場合があります。)
青金・燻銀の飛雲ぼかしも光を受ければ微かに輝いて見えます。花鳥折枝金型打もちゃんと輝いて見えますのでご心配なく。
青金/燻銀・飛雲ぼかしの飛雲の位置はタイプ3とタイプ乙3とで異なります。
  
破り継中扇面(青金飛雲ぼかし部分の拡大)
装飾料紙 源氏物語絵巻風破り継 中扇面 紫系21 (タイプ乙3) 青金/燻銀・飛雲ぼかし部分の拡大
破り継中扇面 
 破り継中扇面 紫色系21


青金飛雲ぼかし部分
青金色(金属光沢紫青色)
(=渋い瑠璃色)
写真中には無し


花鳥折枝金型打の
輝く様子

草藤・芒・女郎花
紅葉・松枝・千鳥・蓼


中央付近と右上側に
銀ノゲ

燻銀飛雲ぼかし
四ヶ所
破り継中扇面 参考 紫色系21(青金/燻銀・飛雲ぼかし)地色は薄い灰紫色
(クリアファイルでの撮影です、燻銀・飛雲ぼかしの発色具合は光の反射と銀泥と煤との混ざり具合によって異なり、色々に見える場合があります。)
青金・燻銀の飛雲ぼかしも光を受ければ微かに輝いて見えます。花鳥折枝金型打もちゃんと輝いて見えますのでご心配なく。
青金/燻銀・飛雲ぼかしの飛雲の青金の色はタイプ乙2とタイプ乙3とで異なります。
破り継部分中央の渋い竜胆色の紙片には銀砂子磨出し『米亀甲紋』が施してあります。
   



溪雨資料館にて”一部やや難あり”のものを 2200〜3300円(税込)でお分け致しております。数に限りが御座いますのでご了承ください。