写経 具引染 唐紙写経『二重亀甲紋』金線〔新鳥・清書用〕 戻る 写経一覧へ 戻る はくび工房 写経へ
横1尺5寸5分×縦9寸7分
新鳥の子製、具引染紙 普通金線 唐紙写経 全面雲母摺りです。25行金線のものです。
通常の染紙で具引きをして唐草柄や紋柄で摺出しした唐紙写経用紙となります。本鳥や雁皮製のものに比べて保存性には劣りますが、廉価な装飾写経としてご利用頂けるよう作成したものに成ります。
下記掲載の小サイズの写真の拡大は後程掲載致します。

装飾写経料紙 唐紙写経 『二重亀甲紋(米亀甲)』  普通金線 薄渋黄土色  装飾写経料紙 唐紙写経 『丸唐草』  普通金線 薄若草色  装飾写経料紙 唐紙写経 『中華風吉祥紋』  普通金線 薄グレー色  装飾写経料紙 唐紙写経 『小丸獅子唐草』  普通金線 薄水グレー色  装飾写経料紙 唐紙写経 『花唐草』  普通金線 薄茶色  装飾写経料紙 『唐紙写経』 普通金線 法華経・化城喩品第七 
唐紙写経
薄渋黄土色
『二重亀甲紋(米亀甲)』
唐紙写経
薄若草色
『二重複丸紋唐草』
唐紙写経
薄グレー色
『中華風吉祥紋』
 
唐紙写経
薄水グレー色
『小丸獅子唐草』
唐紙写経
薄茶色
『花唐草』
 
唐紙写経
全面唐紙
法華経化城喩品第七

装飾写経料紙 唐紙写経 『二重亀甲紋』  普通金線 薄渋黄土色
装飾写経料紙 『唐紙法華経冊子』  普通金線
 写真の様な冊子を作る為の物です


装飾写経料紙 唐紙写経 『二重亀甲紋』  普通金線 薄渋黄土色 唐紙柄拡大へ
参考 二重亀甲紋 拡大へ

 具引染紙・金線(普通金線) 全面唐紙『二重亀甲紋(米亀甲)』 新鳥製 薄渋黄土色
(申し訳ございません、少し接近しすぎて撮影したため、画像がゆがんでしまいました。)
唐紙柄が見えないは弱光での撮影の為、光の反射が少ないことによるものです。実物では唐紙柄は写真よりももう少しはっきりとなります。
 全面唐紙
『二重亀甲紋』(米亀甲紋)
 唐紙柄(米亀甲紋)の輝く様子装飾写経料紙 唐紙写経 『二重亀甲紋』  普通金線 薄渋黄土色 唐紙部分拡大へ  雲母に光を当てると唐草柄が輝いて見えます
画像がうまくとれていません。



装飾写経料紙 唐紙写経 『二重亀甲紋』  普通金線 薄渋黄土色 唐紙柄拡大へ
唐紙柄 二重亀甲紋拡大へ
 装飾写経用紙 (唐紙柄を見え易くしたものになっております。柄を強調すると光を反射し過ぎて罫線が見辛くなっております。お許しください)
 全面唐紙
『二重亀甲紋』(米亀甲紋)



右下側部分拡大

装飾写経料紙 唐紙写経 『二重亀甲紋』  普通金線 薄渋黄土色 右下側部分拡大   全面唐紙
『二重亀甲紋』
(米亀甲紋)

僅かに光を当てた状態での見え方

罫線の幅は約17.6mm
(片側の金線を含む)

 右下側部分の様子です。『二重亀甲紋』 罫線が確認出来るよう弱光で撮影しております。
右側三分の二程度の所に僅かですが、唐草柄の輝く様子がお分り頂けると思います。
光が当たらなければ雲母摺りの柄は透明なので、左半分の様に罫線だけが見えるような感じなります。
 全面唐紙
『二重亀甲紋』
(米亀甲紋)
左下側部分拡大
装飾写経料紙 唐紙写経 『二重亀甲紋』  普通金線 薄渋黄土色 左下側部分拡大(陰での見え方)
 全面唐紙
『二重亀甲紋』
(米亀甲紋)

陰での唐紙柄の見え方

罫線の幅は約17.6mm
(片側の金線を含む)
 左下側部分の様子です。『二重亀甲紋』
白雲母(無色透明)に極僅かですが墨を入れて、唐草柄を見易くしたもので、多少はお分り頂けると思います。
光が当たらなければ雲母摺りの柄は透明なので、罫線だけが見えるような感じなります。
 全面唐紙
『二重亀甲紋』
(米亀甲紋)
 唐紙柄拡大装飾写経料紙 唐紙写経 『二重亀甲紋』  普通金線 薄渋黄土色 唐紙拡大  唐紙柄拡大
『二重亀甲紋』
(米亀甲紋)



 唐紙柄拡大『二重亀甲紋(米亀甲)』
この写真では罫線(普通金線)の輝きも確認して頂けると思います。
二重亀甲紋の亀甲部分の柄はこの写真中には「米」の字だけになります。又その柄から花亀甲と呼ばれる事も有りますが、別に花亀甲が存在するので米亀甲と呼び分けられております。

二重亀甲紋;唐代に利用されていた柄で、奈良・平安時代に装飾として盛んに用いられた唐紙紋様の一種。亀の甲の様に六角形が上下左右に並んだものを亀甲紋と呼び、その六角形が二重になっている物を二重亀甲紋と呼んでいる。六角形の中の図柄は頭と尻尾手足が四本の亀のものと、この「米」の字の物、それに花柄のものが存在する。当初舶来品が殆どであったが、平安時代には日本産の物が盛んに作られた。
 唐紙柄拡大
『二重亀甲紋』
(米亀甲紋)
 唐紙柄拡大装飾写経料紙 唐紙写経 『二重亀甲紋』  普通金線 薄渋黄土色 唐紙拡大  唐紙柄拡大
『二重亀甲紋』
(米亀甲紋)
 法華経冊子(参考)装飾写経料紙 『唐紙法華経冊子』  普通金線  法華経冊子
唐草柄(牡丹唐草)
 法華経冊子
平安時代後期に盛んに製作された装飾経の冊子本。縹色・黄土色・白色などの具引地に丸獅子唐草・宝唐草(宝相華唐草)・花菱紋・七宝紋・亀甲紋など紋様を白雲母で摺り出した料紙が使われている。中に源氏物語絵巻の様な姫君の彩色絵が六図描かれており、この絵の上にも書写が成されている。
 唐草柄『牡丹唐草』
 法華経化城喩品第七装飾写経料紙 『唐紙写経』 普通金線 法華経・化城喩品第七
                               ほ け きょ う け じょ う ゆ ほん
唐紙写経(全面唐紙・罫外金銀切箔砂子振り)  法華経化城喩品第七                                  鉄舟寺(静岡県)蔵
唐紙柄は小波紋 

化城喩;法華経七喩の一つ。「化城」とは神通力によって化作(徳を以って教え導き出すこと)された城都市(城下町)。悪路を進む隊商の指導者が、途中で幻の城市を化作して隊員を励ますように、御仏が大乗の悟りへと衆生を導く過程で、小乗の悟りを説いて方便としたことの喩え。法華経化城喩品に説かれている。
だいじょう
大乗;仏教で広く人間全体を救済しようとする教理。「乗」とは人を解脱へと導く乗物。
しょうじょう                                                                せいぶん                えんかく
小乗;元来は劣った乗物の意。個人の悟り(救い)だけを求める教理。衆生救済を忘れて自己の解脱だけを求める声聞(世間の評判・聞えや噂)や縁覚(自身の「縁(ゆかり)」に目覚める事・縁を悟ること)の立場を、大乗の立場から相手を軽んじて批判的に名付けたもの。比較的狭い地域に存在している部派仏教を指してこう呼ばれた。



一点一点手作りによる作成になります。
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尚,資料館でお求めになる場合には、一枚 660円です。(金線蓮台、金線普通線も作成できます。)
限定品ですので、常時あるとは限りませんが、資料館へお越しの際はご利用ください。

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