装飾料紙　貫之集(下)・第十一紙　具引唐紙『獅子唐草』

　　　　三十六人集・断簡　石山切
貫之集（下）　具引唐紙『獅子唐草』　（清書用臨書用紙）　　

具引唐紙　極薄茶『獅子唐草』　花鳥折枝銀・燻銀袷型打　（第十一紙用半懐紙料紙）
この唐紙は通常の具引唐紙で、地色が極薄茶色（素色；しろいろ）の具引で、光を直接当てないでの撮影の為、唐草柄の方が雲母で灰色に見えております。

装飾料紙　半懐紙	書手本拡大へ
具引唐紙　極薄茶『獅子唐草』　花鳥折枝銀・燻銀袷型打　（半懐紙）この唐紙は通常の具引唐紙で、地色が極薄茶色（素色；しろいろ）の具引で、光を直接当てないでの撮影の為、唐草柄の方が雲母で灰色に見えております。	装飾料紙臨書用紙　半懐紙
装飾料紙　右上側部分	装飾料紙　右上側部分この部分の書手本へ
右上側部分　装飾料紙　具引唐紙『獅子唐草』　花鳥折枝銀・燻銀袷型打　　淡く灰色に沈んでいる処がｷﾞﾗ型打部分（極薄茶色の具引地に白雲母で唐草柄型打）で、それよりもやや白く見えている艶消し部分が極薄茶色の地色部分です。（柄が判り易い様にした写真になります。）花鳥折枝金型打は燻金（三分色青金と燻銀、銀との混合）です。鈍い光の淡い灰緑金色ですので、写真では銀型打との違いが判り難いのですが、手に取れば違いが判ります。	装飾料紙臨書用紙　半懐紙
装飾料紙　右下側部分	装飾料紙　右下側部分この部分の書手本へ
右下側部分　装飾料紙　具引唐紙『獅子唐草』　花鳥折枝銀・燻銀袷型打　　花鳥折枝金型打は燻金（三分色青金と燻銀、銀との混合）です。鈍い光の淡い灰緑金色ですので、写真では銀型打との違いが判り難いのですが、手に取れば違いが判ります。	装飾料紙臨書用紙　半懐紙
装飾料紙　左上側部分	装飾料紙　左上側部分この部分の書手本へ
左上側部分　装飾料紙　具引唐紙『獅子唐草』　花鳥折枝金銀袷型打　　唐紙柄の実際の見え具合に近いものになります。花鳥折枝金型打は燻金（三分色青金と燻銀、銀との混合）です。鈍い光の淡い灰緑金色ですので、写真では銀型打との違いが判り難いのですが、手に取れば違いが判ります。	装飾料紙臨書用紙　半懐紙
装飾料紙　左下側部分	装飾料紙　左下側部分この部分の書手本へ
左下側部分　装飾料紙　具引唐紙『獅子唐草』　花鳥折枝金銀袷型打　　唐紙柄の実際の見え具合に近いものになります。花鳥折枝金型打は燻金（三分色青金と燻銀、銀との混合）です。鈍い光の淡い灰緑金色ですので、写真では銀型打との違いが判り難いのですが、手に取れば違いが判ります。	装飾料紙臨書用紙　半懐紙
書手本　右上側部分	書手本　右上側部分装飾料紙　右上側部分へ
右上側部分　書手本　具引唐紙『獅子唐草』　花鳥折枝金銀袷型打　　淡く灰色に沈んでいる処がｷﾞﾗ型打部分（極薄茶色の具引地に白雲母で唐草柄型打）で、それよりもやや白く見えている艶消し部分が極薄茶色の地色部分です。	装飾料紙書手本　6寸7分×1尺6分
書手本　右下側部分	書手本　右下側部分装飾料紙　右下側部分へ
右下側部分　書手本　具引唐紙『獅子唐草』　花鳥折枝金銀袷型打　　淡く灰色に沈んでいる処がｷﾞﾗ型打部分（極薄茶色の具引地に白雲母で唐草柄型打）で、それよりもやや白く見えている艶消し部分が極薄茶色の地色部分です。	装飾料紙書手本　6寸7分×1尺6分
書手本　左上側部分	書手本　左上側部分装飾料紙　左上側部分へ
左上側部分　書手本　具引唐紙『獅子唐草』　花鳥折枝金銀袷型打　　淡く灰色に沈んでいる処がｷﾞﾗ型打部分（極薄茶色の具引地に白雲母で唐草柄型打）で、それよりもやや白く見えている艶消し部分が極薄茶色の地色部分です。（柄が判り易い様にした写真になります。）	装飾料紙書手本　6寸7分×1尺6分
書手本　左下側部分	書手本　左下側部分装飾料紙　左下側部分へ
左下側部分　書手本　具引唐紙『獅子唐草』　花鳥折枝金銀袷型打　　淡く灰色に沈んでいる処がｷﾞﾗ型打部分（極薄茶色の具引地に白雲母で唐草柄型打）で、それよりもやや白く見えている艶消し部分が極薄茶色の地色部分です。（柄が判り易い様にした写真になります。）	装飾料紙書手本　6寸7分×1尺6分

装飾料紙　雲母引唐紙『獅子唐草』

	書手本拡大へ地色の白い方が雲母摺部分です
中央部分　花鳥折枝金銀袷型打　白っぽく見える部分が具引き部分、ここでは地色の方がやや淡く見えておりますが、これは直接光を当てないで撮影している為、キラ（雲母）の反射が少なく含まれている材料の影響で型打ち部分が灰色に見える為で、濃く見える部分が唐草模様部分です。灰黒く見えるのが花鳥折枝銀・燻銀袷型打の燻銀型打部分です。ｸﾞﾚｰに見えている部分が銀型打です。	飾料紙臨書用紙　半懐紙
参考写真（唐草柄の輝く様子）	参考写真雲母の反射で唐草柄が輝く様子になります唐草柄の白い方が雲母摺部分です
参考写真　具引唐紙『獅子唐草』　白っぽく見える部分が雲母摺り部分、ここでは地色の方がやや灰色見えておりますが、これは光を当てた状態で撮影している為、キラ（雲母）の反射で影となり含まれている材料の影響で地色部分が灰色に見える為で、白く見える部分が唐草模様部分です。花鳥折枝金銀袷型打は施されていない写真になります。	飾料紙臨書用紙　半懐紙

解説・使用字母へ

貫之集（下）　書　第十一紙　項を捲ると裏側にも書が書かれております。　縦6寸7分、横1尺5分5厘
写真は一例です。具引唐紙『獅子唐草』の部分はほかにも数か所御座います。何れも薄茶色から白色の具引唐紙ですのでそれぞれ代用可能です。

歌番号は貫之集での通し番号　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　青色文字は使用字母　　　　　　　　解説・現代語訳へ

503
　　身にそへるかけともなくて
　　なにしかも、よそにわびしき
　　人となしけむ

504
　　たちゐればそでにそよめく
　　風のおとの、ちかくはきけと
　　あひも見ぬかな

505
　　めにも見え声もたえせぬ
　　ほととぎす、しのぶるにこそ
　　はるけかりけれ

506
　秋はぎのしたばはよそに見しかとも
　よそに見むとはおもはざりしを

507
　あきはぎのしたはをみつつゆふされば
　はつしかのねになきわたるかな

508
　たまかつらかけたにしばしたえばこそ
　こひつつもなをよそにならはめ

509
　人めゆへなみだをせけばからころも
　たもとはぬれぬねこそなかるれ

510
　しづむともうかぶとも猶みなそこに
　なををしどりのともにとぞおもふ

503
　　身爾曾部類可計東母那久天　
　　奈耳之可母、與所耳和飛之幾
　　人登奈之个无

504
　　多知井禮盤曾天仁所與女久
　　風能於止乃、知可久波幾个登
　　安比毛見奴可那

505
　　女耳毛見衣声毛多衣世奴
　　本止々幾須、之能不留耳己所
　　者留个可利个禮

506
　秋者幾能之多者々與所二見之可止无
　與曾耳見无止波於毛波左利之遠

507
　安支者幾能之多波遠美徒々由不左禮八
　者川之可能禰爾奈支和多留可那

508
　多満可川良可計多仁之者四多衣波己所
　己比川々毛那遠與曾二奈良者免

509
　人女遊部奈美多遠世計波可良己路毛
　多毛止波奴禮奴禰己曾奈可留禮

510
　之川武止无宇可不止无猶美那曾己仁
　奈遠々之止利乃止无二止所於毛婦

「禮」は「礼」とすることも。
「與」は「与」とすることも。
「爾」は「尓」とすることも。
「个」は「介」とすることも。

　　　　　　　　　　　　　現代語訳　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　解説　　　　　　　　　　　　　　解説・使用字母へ

503
「身に添へる影ともなくて名に然も他所に侘しき人と為しけむ」
その身に添った姿でもなく名ばかりで尚その上に、他所では侘しい人で通っていただろうよ。

504
「立ち居れば袖にそよめく風の音の近くは聞けと相も見ぬかな
立っていると袖を揺らしてそよそよと吹く風の音が、近くにいるなら聞けばよいと袖引くが、未だに逢えないでいるものだことよ。

505
「目にも見え声も絶えせぬ時鳥忍ぶるにこそ遥けかりけれ」
目にも見えて声も途絶えることの無い時鳥よ、人目を避けて慕っているからこそ遠く離れていたものだったよ。

506
「秋萩の下葉はよそに見しかとも他所に見むとは思はざりしを」
秋萩の下葉は他所では見ていたけれども、他所に見ようとは思わなかったのになあ。

507
「秋萩の下葉を見つつ夕されば初鹿の音に鳴き渡るかな」
秋萩の下葉を眺めながら夕方になると、初鹿の鳴き続ける声に私も妻が恋しいと泣き続けることよ。

508
「玉蔓影だに暫し絶えばこそ恋つつもなお他所に慣らはめ」
姿でさへも少しの間絶えてしまっているので、恋い慕い乍らもそれでも他人行儀に慣れて仕舞うが良いだろうね。

509
「人目ゆへ涙を堰けば唐衣袂は濡れぬ音こそ泣かるれ」
人目が在るからと涙を溜めたなら、袖が濡れてしまうだろうね、きっと声に出して泣かずにはいられないよなあ。

510
「沈むとも浮かぶとも猶水底に名を鴛鴦の共にとぞ思ふ」
沈もうとも浮かび上がろうとも、それでもやはり水底にいるようだ。評判は鴛鴦のそれと共にとさへ思うことよ。

503
（受け継いだ名に相応しい容姿でもなく名ばかりで尚その上に、他所では頼りなく物悲しい雰囲気の人として噂されていただろうよ。）との意。

とも；…でも。…とも。格助詞「と」に係助詞「も」。「と」の受ける部分の意味をやわらげたり、含みを持たせたりする意を表す。
けむ；…ただろう。…ていただろう。過去推量の助動詞「けむ」の終止形。活用語の連用形に付いて過去のある状態や動作を推量する意を表す。但し、時に関係する助動詞や推量の助動詞には付かない。過去の助動詞「き」の未然形「け」に推量の助動詞「む」の複合語か。

504
（そこに立っていれば袖を揺らしてそよそよと吹く風の音が、近くにいるのならば聞けばよいとまるで私にささやく様だが、相も変わらず会わないままでいることよ。）との意。

そよめく；そよそよ、さらさらと音がする。

は；…ならば。形容詞型活用語の連用形「く」「しく」に付いて順接の仮定条件を表す。
ぬかな；…ないものだなあ。…しないでいることよ。打消しの助動詞「ず」の連体形「ぬ」に終助詞「かな」、詠嘆の意を表す。体言若しくは活用語の連体形に付く。

505
（鳴き声はして目にすることも出来るほど近くにいて、恋心を掻き立てる声が鳴き止むことも無いのに、私が人目を避けて恋い慕っているばかりだからこそ二人の仲は遠く離れていたものだったよ。）との意。
はる
遥けかりけれ；非常に遠かったなあ。遥かに離れていたことよ。「遥けし」の連用形「遥けかり」に過去の助動詞「けり」の已然形「けれ」。ここでは「けり」は詠嘆の意を表す。

506
（秋萩の下葉は他所では何度も見ていたけれども、他人行儀に接しようなどとはこれっぽっちも思わなかったのになあ。）との意。

他所に；打ち解けない様。疎遠で冷淡な様。形容動詞ナリ活用の連用形。

507
（鹿の妻でもある秋萩を眺め続けて夕方になると、この秋初めての雄鹿の妻を求めて鳴き続ける声に、私もつられて妻が恋しいと泣き続けることよ。）との意。

泣き渡る；ずっと泣き続ける。動詞「泣く」の連用形「泣き」に動詞「渡る」が付いて「ずっと…し続ける」の意を表す。

508
（愛しい人の姿さへも見られずに暫くの間二人の仲が途絶えてしまっているので、恋い慕い続けているとはいえ、それでも他人行儀には慣れてしまった方が良いのだろうなあ。）との意。
たまかづら
玉蔓；枕詞。「絶え」に掛り、訳さない。
だに；…ですらも。…でさへ。…だって。今置かれている状態の最小限の事を上げて他の重い事柄に付いて類推させる意を表す。
め；…のが良い。…するはずだ。推量の助動詞「む」の已然形「め」。強意の係助詞「こそ」を受けての結びで、適当・当然・婉曲な命令の意を表す。

509
（人目に付くと困るからと涙が流れるのを抑えたならば、きっと袖は濡れてしまうだろう、だからこそ声に出して泣かずにはいられないよなあ。）との意。

唐衣；枕詞。「袂」に掛る。第三句までは「袂」を導き出すための序詞。

510
（評判を下げられたとしても、再び評判を上げられたとしても、それでもやはり冷たい環境に沈んでいる心地だ。私の評判は鴛鴦の様に何時も夫婦仲睦まじく在りたいと思うことよ。）との意。

あきはぎ
秋萩；花の咲いている秋の萩。マメ科のハギ属の小低木の総称で、高さ約1.5メートル程に達し、叢生する。エニシダの様に枝を垂れるものもある。葉はマメ科に多く見られる複葉で、夏から秋に紅紫色又は白色の蝶型花を多数総状に付け、マメ科特有の莢をを結ぶ。秋の七草の一つで、観賞用として庭にも植えられ種類が多い。通常はヤマハギ・ミヤギノハギを指す。古来秋を代表する草花として和歌に数多く詠まれ、万葉植物の代表格でもあり、草冠に秋の字を充てて「萩」と読ませた。

はつしか
初鹿；この秋初めての鹿、又はこの秋初めて鳴く雄鹿。秋に牝を呼ぶ声は、古来より詩歌に多く詠まれている。晩秋の交尾期になると雄鹿は盛んに鳴いて、雌鹿の取り合いで他の雄に挑戦し、雌の気を惹こうとする。近くではしわがれた唸り声に聞こえるが、遠くで聞くと、哀れを催す寂しい声に聞こえてくる。鹿と萩は共に登場することの多い秋の風物詩で、殊に萩は「鹿の妻」とも称され、「秋萩の下葉」は「妻の脹脛（ふくらはぎ）」を連想させる意を込めて歌に詠まれていた。

たまかづら
玉葛；つる草の美称。又、葛の蔓の長く伸びることから「たゆ」「たえぬ」「ながし」「はふ」「繰る」などにかかる枕詞。
たまかづら
玉鬘；多くの玉に緒を通し髪に掛け垂らして飾りとしたもの。主に奈良時代を中心として広まった髪飾り。

歌508「玉鬘掛けたに暫し絶えばこそ恋つつもなお他所に慣らはめ」ととれば
髪飾りを掛けたのに少しの間絶えてしまっているので、恋い慕い乍らもそれでも他人行儀に慣れて仕舞うだろうね。（髪飾りを乗せておめかしまでしているのに暫くの間二人の仲が途絶えてしまっているので、恋い慕い続けているとはいえ、それでも他人行儀には慣れてしまう方が良いのだろうなあ。）との意。

おしどり
鴛鴦；カモの仲間の水鳥。雄の冬羽は特に美しく、翼に雌雄仲睦まじい事から名付けられた橙色の思い羽がある。雌は暗褐色であまり目立たない。好んで樹上に止まり、巣を高い木の洞中に造る。東アジアの特産で、日本にも広く分布する。四六時中、雌雄離れずにいる処から、夫婦が仲睦まじい事に喩える。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

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装飾料紙　半懐紙	書手本拡大へ
具引唐紙　極薄茶『獅子唐草』　花鳥折枝銀・燻銀袷型打　（半懐紙）この唐紙は通常の具引唐紙で、地色が極薄茶色（素色；しろいろ）の具引で、光を直接当てないでの撮影の為、唐草柄の方が雲母で灰色に見えております。	装飾料紙臨書用紙　半懐紙
装飾料紙　右上側部分	装飾料紙　右上側部分この部分の書手本へ
右上側部分　装飾料紙　具引唐紙『獅子唐草』　花鳥折枝銀・燻銀袷型打　　淡く灰色に沈んでいる処がｷﾞﾗ型打部分（極薄茶色の具引地に白雲母で唐草柄型打）で、それよりもやや白く見えている艶消し部分が極薄茶色の地色部分です。（柄が判り易い様にした写真になります。）花鳥折枝金型打は燻金（三分色青金と燻銀、銀との混合）です。鈍い光の淡い灰緑金色ですので、写真では銀型打との違いが判り難いのですが、手に取れば違いが判ります。	装飾料紙臨書用紙　半懐紙
装飾料紙　右下側部分	装飾料紙　右下側部分この部分の書手本へ
右下側部分　装飾料紙　具引唐紙『獅子唐草』　花鳥折枝銀・燻銀袷型打　　花鳥折枝金型打は燻金（三分色青金と燻銀、銀との混合）です。鈍い光の淡い灰緑金色ですので、写真では銀型打との違いが判り難いのですが、手に取れば違いが判ります。	装飾料紙臨書用紙　半懐紙
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左上側部分　装飾料紙　具引唐紙『獅子唐草』　花鳥折枝金銀袷型打　　唐紙柄の実際の見え具合に近いものになります。花鳥折枝金型打は燻金（三分色青金と燻銀、銀との混合）です。鈍い光の淡い灰緑金色ですので、写真では銀型打との違いが判り難いのですが、手に取れば違いが判ります。	装飾料紙臨書用紙　半懐紙
装飾料紙　左下側部分	装飾料紙　左下側部分この部分の書手本へ
左下側部分　装飾料紙　具引唐紙『獅子唐草』　花鳥折枝金銀袷型打　　唐紙柄の実際の見え具合に近いものになります。花鳥折枝金型打は燻金（三分色青金と燻銀、銀との混合）です。鈍い光の淡い灰緑金色ですので、写真では銀型打との違いが判り難いのですが、手に取れば違いが判ります。	装飾料紙臨書用紙　半懐紙
書手本　右上側部分	書手本　右上側部分装飾料紙　右上側部分へ
右上側部分　書手本　具引唐紙『獅子唐草』　花鳥折枝金銀袷型打　　淡く灰色に沈んでいる処がｷﾞﾗ型打部分（極薄茶色の具引地に白雲母で唐草柄型打）で、それよりもやや白く見えている艶消し部分が極薄茶色の地色部分です。	装飾料紙書手本　6寸7分×1尺6分
書手本　右下側部分	書手本　右下側部分装飾料紙　右下側部分へ
右下側部分　書手本　具引唐紙『獅子唐草』　花鳥折枝金銀袷型打　　淡く灰色に沈んでいる処がｷﾞﾗ型打部分（極薄茶色の具引地に白雲母で唐草柄型打）で、それよりもやや白く見えている艶消し部分が極薄茶色の地色部分です。	装飾料紙書手本　6寸7分×1尺6分
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左上側部分　書手本　具引唐紙『獅子唐草』　花鳥折枝金銀袷型打　　淡く灰色に沈んでいる処がｷﾞﾗ型打部分（極薄茶色の具引地に白雲母で唐草柄型打）で、それよりもやや白く見えている艶消し部分が極薄茶色の地色部分です。（柄が判り易い様にした写真になります。）	装飾料紙書手本　6寸7分×1尺6分
書手本　左下側部分	書手本　左下側部分装飾料紙　左下側部分へ
左下側部分　書手本　具引唐紙『獅子唐草』　花鳥折枝金銀袷型打　　淡く灰色に沈んでいる処がｷﾞﾗ型打部分（極薄茶色の具引地に白雲母で唐草柄型打）で、それよりもやや白く見えている艶消し部分が極薄茶色の地色部分です。（柄が判り易い様にした写真になります。）	装飾料紙書手本　6寸7分×1尺6分

	書手本拡大へ地色の白い方が雲母摺部分です
中央部分　花鳥折枝金銀袷型打　白っぽく見える部分が具引き部分、ここでは地色の方がやや淡く見えておりますが、これは直接光を当てないで撮影している為、キラ（雲母）の反射が少なく含まれている材料の影響で型打ち部分が灰色に見える為で、濃く見える部分が唐草模様部分です。灰黒く見えるのが花鳥折枝銀・燻銀袷型打の燻銀型打部分です。ｸﾞﾚｰに見えている部分が銀型打です。	飾料紙臨書用紙　半懐紙
参考写真（唐草柄の輝く様子）	参考写真雲母の反射で唐草柄が輝く様子になります唐草柄の白い方が雲母摺部分です
参考写真　具引唐紙『獅子唐草』　白っぽく見える部分が雲母摺り部分、ここでは地色の方がやや灰色見えておりますが、これは光を当てた状態で撮影している為、キラ（雲母）の反射で影となり含まれている材料の影響で地色部分が灰色に見える為で、白く見える部分が唐草模様部分です。花鳥折枝金銀袷型打は施されていない写真になります。	飾料紙臨書用紙　半懐紙