貫之集・上17 紀将集第四破り継『茜染』　西本願寺本三十六人集臨書用紙

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三十六人集貫之集上　紀将集第四　破り継『茜染』（美遅行人）清書用臨書用紙 (半懐紙)　　

-------------------	破り継『茜染』書手本へ　　　 ←ここら辺、具引唐紙の代わりに濃色染紙の『茜染』『花鳥折枝』はほぼ古筆通です
破り継　『右上に白・左下に栗梅』　具引唐紙　花鳥折枝金銀袷型打右上側斜めに薄ﾍﾞｰｼﾞｭ色の紙片が破り継されており、左上側には銀泥で風景の描かれた黒藍色の紙片で切継がなされ、その下側には具引唐紙の代わりに濃い茜色の染紙「茜染」が台紙として使用されております。左下側に金銀小切箔を鏤めた黄土色の破り継紙片、その右側に白無地の小さな破り継紙片があり、更にその右側には水灰色の羅紋紙片が破り継されております。花鳥折枝（千鳥・蝶々・蓼・紅葉・芒・萩・合歓木）濃く赤い染紙を台紙に用いた破り継は西本願寺本三十六人集の中でも非常に珍しい物です。	装飾料紙臨書用紙　半懐紙
。料紙右上側部分	右上側部分破り継『茜染』右上側部分書手本へ
破り継料紙右上側部分　貫之集上　第二十六紙用臨書用紙　　破り継『茜染』右上側斜めに薄ﾍﾞｰｼﾞｭ色の紙片が破り継されており、左下側には具引唐紙の代わりに濃い茜色の染紙「茜染」が台紙として使用されている。濃く赤い染紙を台紙に用いた破り継は西本願寺本三十六人集の中でも非常に珍しい。　花鳥折枝（千鳥・蝶々・蓼・紅葉・芒・萩）	装飾料紙臨書用紙　半懐紙
。料紙右下側部分	右下側部分破り継『茜染』右下側部分書手本へ花鳥折枝の輝く様子へ
破り継料紙右下側部分　貫之集上　第二十六紙用臨書用紙　　破り継『茜染』左下隅に白色の具引紙『無地』が破り継されており、その右側には水灰色の破り継羅紋紙片、右上側には茜色の濃色染紙「茜染」が台紙として使用されており、羅紋紙片には銀箔が施されている。　花鳥折枝（千鳥・紅葉・松枝・蔓竜胆・蝶々・合歓木）	装飾料紙臨書用紙　半懐紙
。料紙左上側部分	左上切継部分には松林と落葉松林左上側部分破り継『茜染』左上側部分書手本へ ←ここら辺、茜染紙部分に花鳥折枝金銀袷型打『千鳥・蝶々・萩・紅葉・蔓竜胆』
破り継料紙左上側部分　貫之集上　第二十六紙用臨書用紙　　破り継『茜染』　左上隅斜めに黒藍色の紙片が切継されており、その下側には黄土色の紙片の破り継が使用され台紙部分はは茜色の染紙「茜染」となっている。切継部分には遠景画が描かれ、松の丘と落葉松の丘が見え千鳥が群れ飛び、散らされた銀箔が降る雪を思わせている。　花鳥折枝（千鳥・蝶々・萩・紅葉・竜胆）	装飾料紙臨書用紙　半懐紙
。料紙左下側部分	←ここら辺、茜染紙部分に花鳥折枝銀燻銀袷型打『千鳥・紅葉・松枝』左下側部分破り継『茜染』左下側部分書手本へ ←ここら辺、黄土染紙部分に花鳥折枝金銀袷型打『紅葉・芒・萩・千鳥・蝶々』花鳥折枝の輝く様子へ
破り継料紙左下側部分　貫之集上　第二十六紙用臨書用紙　　破り継『茜染』　左上側から右下側斜めに黄土色の紙片が破り継され、右上側には茜色の濃色染紙「茜染」が台紙として使用されている。右下隅には破り継紙片としては珍しい白無地の紙片が使用されている。　花鳥折枝（千鳥・蝶々・松枝・紅葉・女郎花・芒）	装飾料紙臨書用紙　半懐紙
料紙左側破り継部分	料紙右下側破り継部分上側=茜色標紙下側=縹色羅紋紙左下隅=白色具引紙陰での見え方へ
右下側破り継部分　花鳥折枝金銀袷型打部分拡大　　光を受けての見え方（花鳥折枝金銀袷絵の輝く様子）　左下隅に白色の具引紙『無地』が破り継されており、その右側には水灰色の破り継羅紋紙片、右上側には茜色の濃色染紙「茜染」が台紙として使用されており、羅紋紙片には銀箔が施されている。花鳥折枝（千鳥・松枝・紅葉・蔓竜胆・蝶々・合歓木）	装飾料紙臨書用紙　半懐紙
料紙左側『花鳥折枝』部分　（光を受けて輝く様子）	左側破り継部分　　　 ←ここら辺の茜染部分に花鳥折枝銀燻銀袷型打『千鳥・蝶々・蔓竜胆・紅葉・松枝』陰での見え方へ料紙左側『花鳥折枝』部分花鳥折枝（千鳥・蝶々・桔梗・草藤・紅葉・柳・松枝・芒）　　　　　 ←ここら辺、黄土染紙部分に花鳥折枝金銀袷型打『紅葉・芒・萩・千鳥・蝶々』
右側『花鳥折枝』部分　花鳥折枝金銀袷型打部分拡大　　（光を受けて金銀の輝く様子）左上側から右下側斜めに黄土色の紙片が破り継され、右上側には茜色の濃色染紙「茜染」が台紙として使用されている。右下隅には破り継紙片としては珍しい白無地の紙片が使用されている。　花鳥折枝（千鳥・蝶々・松枝・紅葉・女郎花・芒）	装飾料紙臨書用紙　半懐紙
書手本右上側部分	書手本右上側部分 ←ここに極薄いベージュ色の紙片、『銀小切箔振』料紙右側『花鳥折枝』部分花鳥折枝（千鳥・蝶々・蓼・紅葉・芒・萩）右上側部分この部分の臨書用紙へ
書手本右上側部分　貫之集上　第二十六紙　　破り継料紙　『茜染』（美遅行人）　　右上側斜めに薄ﾍﾞｰｼﾞｭ色の紙片が破り継されており、左下側には具引唐紙の代わりに濃い茜色の染紙「茜染」が台紙として使用されている。濃く赤い染紙を台紙に用いた破り継は非常に珍しい。　花鳥折枝（千鳥・蝶々・蓼・紅葉・芒・萩）	装飾料紙書手本　6寸7分×1尺5分
書手本右下側部分	書手本右下側部分料紙右側『花鳥折枝』部分花鳥折枝（千鳥・蝶々・桔梗・紅葉・松枝・芒）右下側部分この部分の臨書用紙へ ←ここら辺の中央やや左側、羅紋の破り継紙片
書手本右下側部分　貫之集上　第二十六紙　　破り継料紙　『茜染』（美遅行人）左下隅に白色の具引紙『無地』が破り継されており、その右側には水灰色の破り継羅紋紙片、右上側には茜色の濃色染紙「茜染」が台紙として使用されており、羅紋紙片には銀箔が施されている。　花鳥折枝（千鳥・紅葉・松枝・蔓竜胆・蝶々・合歓木）	装飾料紙書手本　6寸7分×1尺5分
書手本左上側部分	書手本左上側部分 ←ここの左上隅に黒藍色の切継紙片、『銀小切箔振』この部分の臨書用紙へ花鳥折枝（千鳥・蝶々・萩・紅葉・蔓竜胆）
書手本左上側部分　貫之集上　第二十六紙　　破り継料紙　『茜染』（美遅行人）　左上隅斜めに黒藍色の紙片が切継されており、その下側には黄土色の紙片の破り継が使用され台紙部分はは茜色の染紙「茜染」となっている。切継部分には遠景画が描かれ、松の丘と竹の丘が見え千鳥が群れ飛び、散らされた銀箔が降る雪を思わせている。　花鳥折枝（千鳥・蝶々・萩・紅葉・竜胆）	装飾料紙書手本　6寸7分×1尺5分
書手本左下側部分	書手本左上側部分 ←左上側から右下側に黄土色の破り継紙片、『金銀小切箔振』この部分の臨書用紙へ花鳥折枝（千鳥・蝶々・紅葉・松枝・芒・女郎花・蔓竜胆）
書手本左下側部分　貫之集上　第二十六紙　　破り継料紙　『茜染』（美遅行人）　左上側から右下側斜めに黄土色の紙片が破り継され、右上側には茜色の濃色染紙「茜染」が台紙として使用されている。右下隅には破り継紙片としては珍しい白無地の紙片が使用されている。継ぎ口を見て分かる様に花鳥折枝銀燻銀袷絵は料紙作成後に描いたものではなく、予め料紙として作成されていたものが後で継がれた物と判る。　花鳥折枝（千鳥・蝶々・松枝・紅葉・女郎花・芒）	装飾料紙書手本　6寸7分×1尺5分

　

書手本

解説・使用字母へ

　貫之集・上　破り継料紙『茜染』（美遅行人）　書手本　第二十六紙　縦6寸7分、横1尺5分5厘

歌番号は貫之集での通し番号　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　青色文字は使用字母　　　　　　　　　　解説・現代語訳へ

　　　みち行く人のしくれにあひて
288
　みちすからしくれにあひていとど
　しくほしあへぬそでのぬれに
　けるかな
　　　りんじのまつり
　　　臨時祭
289
　山ゐもてすれる衣のあかひものなが
　くぞわれは神につかへむ

　　　雪のふる
290
　はるこねどくさきに花のさくこと
　はふりくる雪のこころなりけり

　　　えんぎごねん　ちゅうぐうのおほんびょうぶうた
　　　延喜五年中宮御屏風歌
　　　しょうがつのたつひ
　　　正月立日
291
　昨日よりをちをはしらすももとせ
　の春のはじめは今日にぞありける

　　　美遅行人乃志久禮爾安比天
288
　美地春可良志久禮爾安悲弖以止々
　新久本之阿部奴曾天能奴禮耳
　気留可奈

　　　臨時祭
289
　山為毛天寸礼留衣乃安可比毛乃奈可
　久曾王礼者神二川可部武

　　　雪乃不流

　者留己禰止久左支爾花乃左久己止
　波不利久類雪乃己々呂奈利个利

　　　延喜五年中宮御屏風哥
　　　
　　　正月立日
291
　昨日與利遠知遠波志良須毛々止世
　能春能者之免者今日二曾安利个留

「爾」は「尓」とすることも。
「禮」は「礼」とすることも。
「弖」は「天」とすることも。
「个」は「介」とすることも。
「哥」は「歌」とすることも。
「與」は「与」とすることも。

　　　　　　　現代語訳　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　解説　　　　　　　　　　　　解説・使用字母へ

　　　道行く人が時雨に遇っているのを見て
288
「道すがら時雨に会ひていとどしく乾し合えぬ袖の濡れにけるかな」
路を歩きながら時雨に遇ってしまい、そうでなくても湿っぽいのに乾くことの無い袖がより一層濡れて仕舞いましたよ。

　　　りんじのまつり
　　　臨時祭

289
「山藍もてすれる衣の赤紐の長くぞ我は神に仕へむ」
山藍でもって摺り出した柄の衣に付けた赤紐の様に、私は長年神様にお仕えしようと思いますよ。

　　　雪の降る
290
「春来ねど草木に花の咲くことは降り来る雪の心なりけり」
春はまだ来ませんが草木に花が咲いていると云うことは、降り続いている雪の粋な計らいだったと云うことですね。

　　　えんぎごねん　　　　　　　おほんびょうぶのうた
　　　延喜五年、中宮の御屏風歌
　　　正月の立つ日

291
「昨日より彼方をば知らず百年の春の初めは今日にぞありける」
昨日よりも前の事は知りませんが、この先百年の春の初めは正に今日なのですよ。

288
（道を歩きながら通り雨に遇ってしまいまして、悲しい事がありそうでなくても湿っぽいのに、涙で乾くことの無い袖が丁度好い具合に更に一層濡れてしまいましたね。）との意。

いとどしく；そうでなくても…なのに、更に一層。益々激しい。副詞「いとど」に対応する形容詞で、シク活用の連用形。

乾し敢へぬ；終わりまで乾し通せない。完全に乾かし切れない。動詞「乾す」の連用形「乾し」に補助動詞「敢ふ」の未然形「敢へ」、更に打消しの助動詞「ず」の連体形「ぬ」。
にあひて；「に遇ひて」と「似合ひて」の掛詞。

289
（山藍を使って青い柄を摺り出した衣に付けられた長い赤紐の様に、必ず長い間を通して神様にお仕え致す所存です。）との意。

あかひも
赤紐；小忌衣の右肩に付けて前後に垂れ下げた紐。舞人の青摺りの衣の左肩につける紐。

290
（感じた処春が来ているようには思えませんが、草木に白い花が咲いているように見えるのは、降り続いている雪の心へのおもてなしだったのですねえ。）との意。
　こ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　く　　　　　　　　こ
来ねど；来ないけれど。来ないが。カ変動詞「来」の未然形「来」に打消しの助動詞「ず」の已然形「ね」が付き接続助詞「ど」の付いた形で、逆説の規定条件を示す。

なりけり；…であったと云うことだ。…であったなあ。断定の助動詞「なり」の連用形「なり」に過去の助動詞「けり」で詠嘆の意を表す。

延喜；平安前期、醍醐天皇朝の年号。（901年7月15日～９２３年閏４月１１日）

291
（昨日より以前の事は定かではありませんが、この先百年続くであろう未来の最初の一日が正月立つ日の、正に今日元日なのですよ。）との意の賀の歌。
を　ち　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　をち
彼方；以前。時の隔たる意を表す。文脈により「以後」にもなる。「遠」とも書く。

をば；格助詞「を」に係助詞「は」が付いて濁音化したもの。「を」の働きを強調し、動作・作用の対象を強く示す意を表す。

やまゐ
山藍；昔はこの葉から汁を採って青色の染料とした。トウダイグサ科の多年草で、高さ約４０ｃｍ。山野の陰地に自生し、長楕円形の葉をしており、雌雄異株である。春、上部の葉の付け根に緑白色の小花を付ける。又、別種の夏に紫色を帯びた唇弁化を付けるキツネノゴマ科の小低木である琉球藍も山藍と呼び、同じく葉から藍を採り、高さ約８０ｃｍ程度で九州南部で栽培もされている。

をみごろも　だいじょうえ　しんじょうえ　ごせち　　　　　　　せちえ
小忌衣；大嘗会・新嘗会・五節・豊の明かりの節会の折などに、神事に仕える公卿・女官・舞人などの小忌人が装束の上に着る単衣の服。白布に春の草・小鳥などを青摺りにし、狩衣のように作り、右肩に二本の赤紐を付けて袖の中央に紙縒りを垂れる様にして付ける。その際、特に斎戒(飲食や行動を慎み、心身を清める事)を厳重にして、神事に奉仕した。

りんじのまつり　　　　　　　　　　　　　　　　しものとり　　　　　　　　　　　　　　　なかのうま
臨時祭；例祭以外に臨時に行う祭祀。11月の下酉の日に行った賀茂神社の祭祀や3月の中午の日に行った祭祀、6月15日に行った祇園社(今の八坂神社)の祭祀など。

びょうぶうた
屏風歌；屏風に描かれた絵を主題として読まれた和歌。四季12ヶ月を主題として詠んだ月次屏風歌や名所歌枕を主題として詠んだ名所屏風歌などがある。絵と歌とを同時に賞美する趣向は平安時代の9世紀後半から10世紀にかけて隆盛を極めた。長寿を祝う算賀、裳着、入内、大嘗会などの行事の為の屏風調進(注文品を整えて届けること)に伴って詠作された場合が多いが、歌に基づいて絵が製作される事も有った。
さんが
算賀；長寿を祝う儀。賀の祝。40歳から始めて、10歳年を食う毎に行う。後には還暦・古稀・喜寿・米寿などの祝も行う。
もぎ
裳着；主に平安時代の女子が成人の印に初めて裳を着ける儀式。男子の元服に当たり、女子が12歳～14歳になった頃で、特に配偶者の決まった時やその見込みがある時に行うことが多い。同時に垂髪を改めて結髪にし初笄(ういこうがい)と呼んだ。
じゅだい
入内；中宮・皇后・女御などに決まった女性が正式に内裏(宮中)に参入する事。
だいじょうえ
大嘗会；天皇が即位後初めて行う新嘗祭。その年の新穀を献じて自ら天照大神及び天神地祇を祀る一代一度の大祭。祭場を２ヶ所に設け、東を悠紀、西を主基と云い、神に供える新穀は予めト定した国郡から奉らせる。当日天皇はまず悠紀殿、次に主基殿で神事を行う。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

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-------------------	破り継『茜染』書手本へ　　　 ←ここら辺、具引唐紙の代わりに濃色染紙の『茜染』『花鳥折枝』はほぼ古筆通です
破り継　『右上に白・左下に栗梅』　具引唐紙　花鳥折枝金銀袷型打右上側斜めに薄ﾍﾞｰｼﾞｭ色の紙片が破り継されており、左上側には銀泥で風景の描かれた黒藍色の紙片で切継がなされ、その下側には具引唐紙の代わりに濃い茜色の染紙「茜染」が台紙として使用されております。左下側に金銀小切箔を鏤めた黄土色の破り継紙片、その右側に白無地の小さな破り継紙片があり、更にその右側には水灰色の羅紋紙片が破り継されております。花鳥折枝（千鳥・蝶々・蓼・紅葉・芒・萩・合歓木）濃く赤い染紙を台紙に用いた破り継は西本願寺本三十六人集の中でも非常に珍しい物です。	装飾料紙臨書用紙　半懐紙
。料紙右上側部分	右上側部分破り継『茜染』右上側部分書手本へ
破り継料紙右上側部分　貫之集上　第二十六紙用臨書用紙　　破り継『茜染』右上側斜めに薄ﾍﾞｰｼﾞｭ色の紙片が破り継されており、左下側には具引唐紙の代わりに濃い茜色の染紙「茜染」が台紙として使用されている。濃く赤い染紙を台紙に用いた破り継は西本願寺本三十六人集の中でも非常に珍しい。　花鳥折枝（千鳥・蝶々・蓼・紅葉・芒・萩）	装飾料紙臨書用紙　半懐紙
。料紙右下側部分	右下側部分破り継『茜染』右下側部分書手本へ花鳥折枝の輝く様子へ
破り継料紙右下側部分　貫之集上　第二十六紙用臨書用紙　　破り継『茜染』左下隅に白色の具引紙『無地』が破り継されており、その右側には水灰色の破り継羅紋紙片、右上側には茜色の濃色染紙「茜染」が台紙として使用されており、羅紋紙片には銀箔が施されている。　花鳥折枝（千鳥・紅葉・松枝・蔓竜胆・蝶々・合歓木）	装飾料紙臨書用紙　半懐紙
。料紙左上側部分	左上切継部分には松林と落葉松林左上側部分破り継『茜染』左上側部分書手本へ ←ここら辺、茜染紙部分に花鳥折枝金銀袷型打『千鳥・蝶々・萩・紅葉・蔓竜胆』
破り継料紙左上側部分　貫之集上　第二十六紙用臨書用紙　　破り継『茜染』　左上隅斜めに黒藍色の紙片が切継されており、その下側には黄土色の紙片の破り継が使用され台紙部分はは茜色の染紙「茜染」となっている。切継部分には遠景画が描かれ、松の丘と落葉松の丘が見え千鳥が群れ飛び、散らされた銀箔が降る雪を思わせている。　花鳥折枝（千鳥・蝶々・萩・紅葉・竜胆）	装飾料紙臨書用紙　半懐紙
。料紙左下側部分	←ここら辺、茜染紙部分に花鳥折枝銀燻銀袷型打『千鳥・紅葉・松枝』左下側部分破り継『茜染』左下側部分書手本へ ←ここら辺、黄土染紙部分に花鳥折枝金銀袷型打『紅葉・芒・萩・千鳥・蝶々』花鳥折枝の輝く様子へ
破り継料紙左下側部分　貫之集上　第二十六紙用臨書用紙　　破り継『茜染』　左上側から右下側斜めに黄土色の紙片が破り継され、右上側には茜色の濃色染紙「茜染」が台紙として使用されている。右下隅には破り継紙片としては珍しい白無地の紙片が使用されている。　花鳥折枝（千鳥・蝶々・松枝・紅葉・女郎花・芒）	装飾料紙臨書用紙　半懐紙
料紙左側破り継部分	料紙右下側破り継部分上側=茜色標紙下側=縹色羅紋紙左下隅=白色具引紙陰での見え方へ
右下側破り継部分　花鳥折枝金銀袷型打部分拡大　　光を受けての見え方（花鳥折枝金銀袷絵の輝く様子）　左下隅に白色の具引紙『無地』が破り継されており、その右側には水灰色の破り継羅紋紙片、右上側には茜色の濃色染紙「茜染」が台紙として使用されており、羅紋紙片には銀箔が施されている。花鳥折枝（千鳥・松枝・紅葉・蔓竜胆・蝶々・合歓木）	装飾料紙臨書用紙　半懐紙
料紙左側『花鳥折枝』部分　（光を受けて輝く様子）	左側破り継部分　　　 ←ここら辺の茜染部分に花鳥折枝銀燻銀袷型打『千鳥・蝶々・蔓竜胆・紅葉・松枝』陰での見え方へ料紙左側『花鳥折枝』部分花鳥折枝（千鳥・蝶々・桔梗・草藤・紅葉・柳・松枝・芒）　　　　　 ←ここら辺、黄土染紙部分に花鳥折枝金銀袷型打『紅葉・芒・萩・千鳥・蝶々』
右側『花鳥折枝』部分　花鳥折枝金銀袷型打部分拡大　　（光を受けて金銀の輝く様子）左上側から右下側斜めに黄土色の紙片が破り継され、右上側には茜色の濃色染紙「茜染」が台紙として使用されている。右下隅には破り継紙片としては珍しい白無地の紙片が使用されている。　花鳥折枝（千鳥・蝶々・松枝・紅葉・女郎花・芒）	装飾料紙臨書用紙　半懐紙
書手本右上側部分	書手本右上側部分 ←ここに極薄いベージュ色の紙片、『銀小切箔振』料紙右側『花鳥折枝』部分花鳥折枝（千鳥・蝶々・蓼・紅葉・芒・萩）右上側部分この部分の臨書用紙へ
書手本右上側部分　貫之集上　第二十六紙　　破り継料紙　『茜染』（美遅行人）　　右上側斜めに薄ﾍﾞｰｼﾞｭ色の紙片が破り継されており、左下側には具引唐紙の代わりに濃い茜色の染紙「茜染」が台紙として使用されている。濃く赤い染紙を台紙に用いた破り継は非常に珍しい。　花鳥折枝（千鳥・蝶々・蓼・紅葉・芒・萩）	装飾料紙書手本　6寸7分×1尺5分
書手本右下側部分	書手本右下側部分料紙右側『花鳥折枝』部分花鳥折枝（千鳥・蝶々・桔梗・紅葉・松枝・芒）右下側部分この部分の臨書用紙へ ←ここら辺の中央やや左側、羅紋の破り継紙片
書手本右下側部分　貫之集上　第二十六紙　　破り継料紙　『茜染』（美遅行人）左下隅に白色の具引紙『無地』が破り継されており、その右側には水灰色の破り継羅紋紙片、右上側には茜色の濃色染紙「茜染」が台紙として使用されており、羅紋紙片には銀箔が施されている。　花鳥折枝（千鳥・紅葉・松枝・蔓竜胆・蝶々・合歓木）	装飾料紙書手本　6寸7分×1尺5分
書手本左上側部分	書手本左上側部分 ←ここの左上隅に黒藍色の切継紙片、『銀小切箔振』この部分の臨書用紙へ花鳥折枝（千鳥・蝶々・萩・紅葉・蔓竜胆）
書手本左上側部分　貫之集上　第二十六紙　　破り継料紙　『茜染』（美遅行人）　左上隅斜めに黒藍色の紙片が切継されており、その下側には黄土色の紙片の破り継が使用され台紙部分はは茜色の染紙「茜染」となっている。切継部分には遠景画が描かれ、松の丘と竹の丘が見え千鳥が群れ飛び、散らされた銀箔が降る雪を思わせている。　花鳥折枝（千鳥・蝶々・萩・紅葉・竜胆）	装飾料紙書手本　6寸7分×1尺5分
書手本左下側部分	書手本左上側部分 ←左上側から右下側に黄土色の破り継紙片、『金銀小切箔振』この部分の臨書用紙へ花鳥折枝（千鳥・蝶々・紅葉・松枝・芒・女郎花・蔓竜胆）
書手本左下側部分　貫之集上　第二十六紙　　破り継料紙　『茜染』（美遅行人）　左上側から右下側斜めに黄土色の紙片が破り継され、右上側には茜色の濃色染紙「茜染」が台紙として使用されている。右下隅には破り継紙片としては珍しい白無地の紙片が使用されている。継ぎ口を見て分かる様に花鳥折枝銀燻銀袷絵は料紙作成後に描いたものではなく、予め料紙として作成されていたものが後で継がれた物と判る。　花鳥折枝（千鳥・蝶々・松枝・紅葉・女郎花・芒）	装飾料紙書手本　6寸7分×1尺5分