破り継 豆色紙(寸松庵色紙) 創作破り継 『クリオネ』青系
破り継料紙と云えば西本願寺本三十六人集に見られる糟色紙と呼ばれる古筆料紙が、現存する最も古いもので特に美しい料紙として有名ですが、その技法に倣って作成した料紙になります。通常は半懐紙程度の大きさの物が多いのですが色紙型の内、豆色紙(寸松庵色紙サイズ)の物を現代風に仕立てた小動物タイプの創作破り継になります。通常の豆色紙の大きさの破り継は紙片の数が3〜5枚のものですが、こちらの破り継は12〜16枚を使用して図柄を形作ったものになります。具引唐紙を用いた白台紙をベースに濃淡様々に染められた同系色の染紙に、金銀を鏤めてちぎった料紙の紙片を繋ぎ合わせて一枚に仕立てた料紙になります。
創作破り継・クリオネ | 拡大・クリオネ |
薄水色台紙の柄は小波紋、白色台紙の柄は百合唐草、青色系ピース(金銀彩紙片)は12枚使用しております。 花鳥折枝金型打の柄は柳・草藤等です。 |
タツノオトシゴ |
クリオネ |
クリオネ |
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