清書用破り継料紙 （２尺×６尺）斜め二連 
楮紙製 具引唐紙(白台紙) 花鳥折枝金型打
金銀中小切箔を散した装飾料紙が使われております。紙面全体に花鳥折枝金銀型打の加工が施されております。国産和紙を使用しており具引唐紙の白台紙は伝統工芸士の漉いた純楮紙で作成されております。吸込み止め加工が施されておりますので、かなの細字も書けるようになっております。縦向・横向の何れにも使用できるよう斜め二ヶ所に破り継を施したものとなります。
清書用の破り継で、1枚1枚手張りで作成しております。縦半分１ｘ６に切断して巻子用としてもご利用頂けます。
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 縦仕様 （通常の縦向使用の場合） |
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| 横仕様（通常の横向使用の場合）破り継赤色系紙片を10枚使用、白台紙は3枚使用しております。 白台紙の柄は一重唐草（茎が一本線で描かれた色々な実物唐草）です。 花鳥折枝金型打は墨入れの邪魔にならないようやや淡目に施しておりますので、 写真では確認し辛いですが手にして頂ければちゃんと輝いて見えます。 |
縦仕様 縦181.8ｃｍ×横60.6ｃｍ |
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横向使用例（逆目使用） | ||
| 逆さ横向使用（横向使用の天地を逆にして使用した場合） 中央のややｸﾞﾚｰの部分はボカシではありません。撮影の際の光の影ですので、ご了承下さい。 |
逆目；貼合せを逆に使用する事 ※註 | ||
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縦仕様（破り継上側部分） 桜並木をモチーフに |
| 左側破り継部分拡大 花鳥折枝金型打を施してあります。写真では大変確認し辛いのですが、実際には手に取って頂けますとちゃんと見える様になっております。 |
一寸判り難いのですが、花鳥折枝金型打が全面に施してあります。 |
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 花鳥折枝金型打 |
| 右側破り継部分 台紙の柄は一重唐草・破り継部分の色違い赤系紙片には金銀中小切箔砂子を散りばめております。 地色は白色（乳白色）です。 |
左下部分・花鳥折枝金型打 台紙は一重唐草 |
※註
逆目；破り継料紙貼合せの際に上側に来る料紙が下側に来る料紙の上になるように糊代を重て貼るのが通常の破り継の順目で、上下を逆に貼るのが逆目となる。（通常の場合の破り継ではあまりやらないが、継ぎ面湾曲の構成上必然的にそうなる事もある。）又、柄行や画面構成上からわざと逆向きに使う場合も逆目となる。
逆目の場合、継ぎ目部分に墨溜まりが出来易くなる場合もある為、通常は順目使用となるが、墨量の調節や運筆の速度、筆圧の強弱などで補うことも出来る為、人によっては柄行を優先して逆目で使用する場合もある。古筆にも逆目使用が有り、故高木聖鶴先生もちょくちょく逆目で使用しておられた。
