破り継 はがき 新柄タイプ                                     戻る 破り継 ハガキ一覧へ  
        (5寸1分5厘x3寸5分)
早々に日の沈む寒い冬が去って春分も過ぎた頃に成ると、陽の光が日一日と長く感じられるようになってきて、何となくゆとりも出来て心持も伸びやかになります。里山の草木も芽吹き始め、柔らかな緑が目にも安らぎを与えてくれます。日がな一日ぼーと過ごしていたいと感じてしまうのは私だけでしょうか?。せめて紙面の中だけでもと霞に煙る春の壱日を破り継に繕ってみました。

タイプは色々御座います。写真の茶系の他、赤系・青系・緑系・黄系・紫系が御座います。
           は る び
          春日(新緑に霞む里山) 緑系             

かな書用  本鳥の子若しくは、雁皮・三椏を用いて、破り継ピース3〜5枚を具引唐紙の台紙に施した物。
別注にて破り継ピース7〜20枚超の物も御座います。

                                        
破り継料紙 はがき 『小春日和』 緑系
破り継ピース 4ヶ所
資料館価格 440円
破り継 左上 『新緑の梢』部分 拡大
台紙ー具引唐紙 花鳥折枝金型打 
末広がりの芽吹きの梢でしょうか?
青白くかすむ景色に長くなった壱日を感じる時の始まりです。

 破り継ピース ー 伊吹の里山   創作破り継 はがき 下側破り継 『芽吹きの山々』 部分 拡大
台紙ー具引唐紙 花鳥折枝金型打 布目入
春霞に煙る新緑の山々を感じとって頂けますでしょうか
 

 
破り継料紙 はがき 『春日』 緑系 具引唐紙 沙耶型
右上中央ー具引唐紙:沙耶型  

破り継料紙 はがき 『小春日和』 茶系 拡大へ
『小春日和』

栢菅美術料紙研究所

溪雨資料館にて”一部やや難あり”のものを 300〜660円(税込)でお分け致しております。数に限りが御座いますのでご了承ください。


はるび                                              はるび  かすが 
春日を;枕詞。春の良くかすむところから「かすが(奈良市春日神社一体の地域の呼び名)」にかかる。春日を春日と読むように成ったのはこの事からとも云われている。