明け残る月の富士山 (1尺2寸×8寸2分5厘)
鳥の子製 破り継(新柄タイプ)
大中小切箔金銀砂子を散した装飾料紙が使われております。
厳かに静まり返り、夜明け時を過ぎて辺りがとつとつと白みかけた頃、一つ二つと消えてゆく星の中でまだ残っている月の様子の富士を表現してみました。十五夜に思いをはせながら、凛とした空気を感じ取っていただけると幸いです。
白台紙以外の色柄ピースの大判を使用しております。(通常の半懐紙では5から7枚です)
破り継料紙です。
料紙を張り合わせた物ですので、ぬれた物を乗せることは出来ません。
富士山別色タイプはこちら
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紫富士2 |
富士山-頂 明の明星がかすかに残り、夜道を照らしていた月もすっかり傾いてしまいました。 山頂の白色のピースの唐紙柄は、花唐草です。 下の藤色ピースの唐紙柄は、菱紋花唐草です。 |
名残の月部分拡大 明け残りのお月様、ご苦労様でした。 花鳥折枝は、金と銀の合型打ち |
青富士1 | 紫富士1 | 紫富士2 | 青富士2 | 赤富士 | 曙富士 |
ピース其々の拡大をUPしました。