三十六人集 貫之集 上 天地隈ぼかし 清書用臨書用紙 (半懐紙)  戻る 『貫之集・上』 臨書用紙 一覧へ

装飾料紙 変型ぼかし(天地特殊隈ぼかし) 全面金銀砂子振  花鳥折枝金銀袷型打

 装飾料紙 変型ぼかし 半懐紙
貫之集・上 装飾料紙 変形ぼかし 『天地特殊隈ぼかし』 花鳥折枝金銀袷型打 (三十六人集)  拡大へ
装飾料紙 砂浜手描き
 
半懐紙

貫之集・上 第二十三紙 変形ぼかし 『天地特殊ぼかし』 書手本
臨書手本へ
 
 装飾料紙 変型ぼかし(天地特殊隈ぼかし) 全面金銀砂子振 花鳥折枝金銀袷型打  半懐紙 
左右天地に予想拡張した変型雲が描いてあります。
装飾料紙
臨書用紙 半懐紙
 
 装飾料紙 変型ぼかし 右上側部分装飾料紙 貫之集・上 変形ぼかし 『天地特殊隈ぼかし』 花鳥折枝金銀袷型打 (三十六人集) 右上側部分拡大 装飾料紙 変型雲手描
 
右上側部分


書手本 貫之集・上 第二十三紙 変形ぼかし 『天地特殊隈ぼかし』 右上側部分拡大
この部分の書手本へ
 
 装飾料紙 変型ぼかし(天地特殊隈ぼかし) 全面金銀砂子振  右上側部分  花鳥折枝金銀袷型打 
山麓に広がる扇状地を描いた様な隈ぼかしの様にも、海原に広がる河口の様にも見えます。金・銀泥で花鳥折枝が描いてあります。千鳥・松枝・桜草(芝桜)。
装飾料紙
臨書用紙 半懐紙
 
 装飾料紙 変型ぼかし 右下側部分装飾料紙 貫之集・上 変形ぼかし 『天地特殊隈ぼかし』 花鳥折枝金銀袷型打 (三十六人集) 右下側部分拡大  装飾料紙 変型雲手描
 
右下側部分


書手本 貫之集・上 第二十三紙 変形ぼかし 『天地特殊隈ぼかし』 右下側部分拡大
この部分の書手本へ
 装飾料紙 変型ぼかし(天地特殊隈ぼかし) 右下側部分  全面金銀砂子振 花鳥折枝金銀袷型打 
山か丘の様な隈ぼかしが描いてあります。右側半分は一寸判り辛いですが、銀灰色にくすぶって見えるのは花鳥折枝になります。千鳥・松枝・紅葉。
装飾料紙
臨書用紙 半懐紙
 
 装飾料紙 変型ぼかし 左上側部分装飾料紙 貫之集・上 変形ぼかし 『天地特殊隈ぼかし』 花鳥折枝金銀袷型打 (三十六人集) 左上側部分拡大 装飾料紙 変型雲手描
 
左上側部分


書手本 貫之集・上 第二十三紙 変形ぼかし 『天地特殊ぼかし』 左上側部分拡大
この部分の書手本へ
 
 装飾料紙 変型ぼかし(天地特殊隈ぼかし) 左上側部分  全面金銀砂子振 花鳥折枝金銀袷型打 
曲がりくねった丘の様な隈ぼかしにも、山麓から続く砂嘴の様な隈ぼかしにも見える隈ぼかしが描いてあります。金銀で描いた花鳥折枝もちゃんと確認出来ます。千鳥・松枝・蓼・桜草(芝桜)。
装飾料紙
臨書用紙 半懐紙
 
 装飾料紙 変型ぼかし 左下側部分装飾料紙 貫之集・上 変形ぼかし 『天地特殊隈ぼかし』 花鳥折枝金銀袷型打 (三十六人集) 左下側部分拡大 装飾料紙 変型雲手描
 
左下側部分


書手本 貫之集・上 第二十三紙 変形ぼかし 『天地特殊隈ぼかし』 左下側部分拡大
この部分の書手本へ
 
 装飾料紙 変型ぼかし(天地特殊隈ぼかし) 右下側部分  全面金銀砂子振 花鳥折枝金銀袷型打 
隈ぼかしで上下隅の山麓に挟まれた野原の様にも見えます。金・銀泥で花鳥折枝が描いてあります。千鳥・蝶々・紅葉・蓼・桜草(芝桜)。
装飾料紙
臨書用紙 半懐紙
 
 書手本 変型ぼかし 右上側部分書手本 貫之集・上 第二十三紙 変形ぼかし 『天地特殊隈ぼかし』 (三十六人集) 右上側部分拡大 書手本 変型雲手描

右上側部分


装飾料紙 貫之集・上 変形ぼかし 『天地特殊隈ぼかし』 花鳥折枝金銀袷型打 (三十六人集) 右上側部分拡大
この部分の臨書用紙へ
 
 書手本 変型ぼかし(天地特殊隈ぼかし) 右上側部分  全面金銀砂子振 花鳥折枝金銀袷型打 
山麓に広がる扇状地を描いた様な隈ぼかしの様にも、海原に広がる河口の様にも見えます。金・銀泥で花鳥折枝が描いてあります。千鳥・松枝・桜草(芝桜)。
装飾料紙
書手本 6寸7分×1尺5分
 
 書手本 変型ぼかし 右下側部分書手本 貫之集・上 第二十三紙 変形ぼかし 『天地特殊隈ぼかし』 (三十六人集) 右下側部分拡大 書手本 変型雲手描

右下側部分


装飾料紙 貫之集・上 変形ぼかし 『天地特殊隈ぼかし』 花鳥折枝金銀袷型打 (三十六人集) 右下側部分拡大
この部分の臨書用紙へ
 
 書手本 変型ぼかし(天地特殊隈ぼかし) 右下側部分  全面金銀砂子振 花鳥折枝金銀袷型打 
山か丘の様な隈ぼかしが描いてあります。右側半分は一寸判り辛いですが、銀灰色にくすぶって見えるのは花鳥折枝になります。千鳥・松枝・紅葉。
装飾料紙
書手本 6寸7分×1尺5分
 
 書手本 変型ぼかし 左上側部分書手本 貫之集・上 第二十三紙 変形ぼかし 『天地特殊隈ぼかし』 (三十六人集) 左上側部分拡大 書手本 変型雲手描

左上側部分


装飾料紙 貫之集・上 変形ぼかし 『天地特殊隈ぼかし』 花鳥折枝金銀袷型打 (三十六人集) 左上側部分拡大
この部分の臨書用紙へ
 
 書手本 変型ぼかし(天地特殊隈ぼかし) 左上側部分  全面金銀砂子振 花鳥折枝金銀袷型打 
曲がりくねった丘の様な隈ぼかしにも、山麓から続く砂嘴の様な隈ぼかしにも見える隈ぼかしが描いてあります。金銀で描いた花鳥折枝もちゃんと確認出来ます。千鳥・松枝・蓼・桜草(芝桜)。
装飾料紙
書手本 6寸7分×1尺5分
 
 書手本 変型ぼかし 左上側部分書手本 貫之集・上 第二十三紙 変形ぼかし 『天地特殊隈ぼかし』 (三十六人集) 左下側部分拡大  書手本 変型雲手描

左下側部分


装飾料紙 貫之集・上 変形ぼかし 『天地特殊隈ぼかし』 花鳥折枝金銀袷型打 (三十六人集) 左下側部分拡大
この部分の臨書用紙へ
 書手本 変型ぼかし(天地特殊隈ぼかし) 右上側部分  全面金銀砂子振 花鳥折枝金銀袷型打 
隈ぼかしで上下隅の山麓に挟まれた野原の様にも見えます。金・銀泥で花鳥折枝が描いてあります。千鳥・蝶々・紅葉・蓼・桜草(芝桜)。
装飾料紙
書手本 6寸7分×1尺5分
 
 装飾料紙 変型ぼかし 中央部分装飾料紙 貫之集・上 変形ぼかし 『天地特殊隈ぼかし』 花鳥折枝金銀袷型打 (三十六人集) 中央部分拡大 装飾料紙 変型ぼかし

 中央部分 

『銀・燻銀袷型打』

 貫之集・上 第二十三紙 変形ぼかし 『天地特殊ぼかし』 書手本
臨書手本へ
 装飾料紙 変型ぼかし 中央左上側部分 『花鳥折枝金銀袷型打』  装飾料紙
臨書用紙 半懐紙
 



臨書手本

三十六人集 変形ぼかし 『天地特殊ぼかし』 (貫之集 上) 書手本 解説・使用字母へ 
 天地特殊隈ぼかし  書手本 第二十三紙 縦6寸7分、横1尺5分5厘   

 
歌番号は貫之集での通し番号                                 青色文字は使用字母         解説・現代語訳へ

   (こたかがりしたる所)

261

 (はなのいろを ひさしきものと)

 おもはねど、われは山のを かり
 にこそみめ


   おほたかがりするところ
262
 はなにのみ みえて山の邊 冬な
 れば、さりけだになく しもかれ
 にけり


   をとこの花みるところ

263
 おなしえに 花しさければ 秋
 はぎの、下葉にわきて 心をぞやる


   ゆきふれるところ
264
 はるちかく なりゆく冬の おほぞ
 らは、はなを兼てぞ 雪ふりに
 ける

   
えんぎ    しょうきょうでんにょうごのびょうぶ
   延喜十八年承香殿女御屏風の

   (歌依仰献歌)



   (己多可々利之太留所)
261
 (者那乃意呂遠 比左之幾毛乃止)
 於毛波年止、王礼者山乃遠 可利
 二己曾美免


    於本多可々利須留止己呂
262
 者奈爾乃三 々盈天山能邊 冬奈
 禮波、左利个太爾奈久 志毛可禮
 爾个里


    遠止己乃花美留止己呂

263
 於奈之衣仁 花之左个禮者 秋
 者支乃、下葉仁和支天 心遠曾也留


    遊支不禮留止己呂
264
 者留知可久 奈利由久冬能 於本曾
 良波、者那遠兼天曾 雪不利爾
 个類


    延喜十八年承香殿女御屏風乃

    (歌依仰献歌)


( )は前項にあり。
「禮」は「」とすることも。
「爾」は「尓」とすることも。
「个」は「介」とすることも。
「與」は「与」とすることも。
( )は次項にあり。

 
         現代語訳                      解説             解説・使用字母へ

   小鷹狩りをしている所で

261
「花の色を久しきものと思はねど 我は山野を狩りにこそみめ」
花の美しさを永遠の物とは思ってはいないが、私は山野を一時的に狩場としてだけ見る事にしよう。


   大鷹狩りをしている所で

262
「花にのみ見えて山の邊冬なれば さりけだになく霜枯れにけり」
あたかも花に見えてはいるが山麓の野辺は冬なので、何の事は無い霜枯れしてしまっていただけのことよ。


   男が花を見ている所で

263
「同し枝に花し咲ければ秋萩の 下葉に湧きて心をぞ遣る」
同じ枝に花が咲いたのなら秋萩の様に、下葉の脇に芽吹かせて心だけでもそちらへ遣りましょう。


   雪に降られる所で
264
「春近くなりゆく冬の大空は 花を兼てぞ雪降りにける」
春も近くなった頃の冬の大空では、まるで花を兼ねているかの如く雪が降っていたことよ。



   延喜十八年承香殿女御屏風の歌奉れとの仰せによる歌


 



261
(花の美しさを永遠の物とは思ってはいないが、私は山野を一時的に狩場としてだけ見る事にしよう。)との意。

かり;「狩」と「仮」との掛詞。
狩;山野で鳥獣を捕えること。特に鷹狩り。又、山野に出て花や紅葉などを採集したり観賞したりすること。

見め;見よう。見るとしよう。動詞「見る」の未然形「み」に意向の意の助動詞「む」の係助詞を受けての已然形「め」で、意志・意向の意を表す。

262
(遠目に見るとまるで花=枯尾花の様に見えてはいたが、冬場の鷹狩りの野辺なので、花の様子ですらなく唯の霜枯れだったと云うことよ。)との意。

にけり;…ていたのだった。…てしまったことだ。完了の助動詞「ぬ」の連用形「に」に過去の助動詞「けり」の終止形で、何かに気付いたことや詠嘆の意を表す。

263
(一つの枝に同じ花が花として咲いたのなら=同じ女性に恋心を抱いたのなら、秋萩の様に下葉の脇に芽吹く花芽を咲かせる如く、私の方が心だけでも下の姉妹に向けるとしましょう。)との意。

し;「花し咲ければ」の「し」は強意の副助詞。強調と語調を整えるためのもの。
上の句では「花」を強調し、下の句では「心」を強調している。
わき;「脇」と「湧き」との掛詞。

264
(晩冬で春が近くなりつつあった冬の大空では、まるで梅の花弁が舞っているかのように雪が降っていたのだった。)との意。




 


こたかがり
小鷹狩;小鷹を用いてする秋の鷹狩り。鶉、雀などの小鳥を捕獲する。

おおたかがり
大鷹狩;大鷹を用いてする冬の鷹狩り。鴨、雉、兎、鶴、雁、鷺などを捕獲する。

 さ
然り気だに無し;そんな様子ですらない。何気ない。

 しもが
霜枯れ;霜にあたって草木などの枯れしぼむこと。或いは、「詩も涸れにけり」の含みも。

えに
縁;えん。ゆかり。因縁。因み。

しょうきょうでん
承香殿;平安京内裏の殿舎の一つで、内裏の中央付近の仁寿殿の北に在って、内宴・御遊などの行われていた殿舎。

 にょうご
女御;天皇の寝所に侍した高位の女官。中宮の下、更衣の上位に位置する。当初は四位、五位の間に過ぎなかったが、平安時代の初期以降次第に高貴となり女御から直ちに皇后と成るに至った。また、上皇・皇太子の侍女についても女御と称した。「にょご」とも云う。奈良時代までは律令制の「妃(ひ)」・「夫人(ぶにん)」・「嬪(ひん)」が当たっていたが、平安になると女御・更衣が立ち、後には女御の中から皇后を選ぶのが例となって、明治に廃止となるまで長年に渡り続いていた。

よりおおせのけんか
依仰献歌;歌奉れとの仰せにより。



                                                    
戻る はくび工房 『三十六人集 貫之集 上』  一覧へ 戻る 装飾料紙 『三十六人集』 一覧へ
                                          ページトップ アイコン