三十六人集 貫之集 上 飛雲ぼかし 清書用臨書用紙 (半懐紙)
飛雲ぼかし 金銀砂子振り 花鳥折枝金銀袷型打
写真は半懐紙の為、臨書手本よりも一回り大きくなっております。
臨書手本へ 書解説へ |
|
花鳥折枝金銀袷型打部分拡大 | |
飛雲ぼかし 書手本 第二十四紙 縦6寸7分、横1尺5分5厘 書解説へ 歌番号は貫之集での通し番号 青色文字は使用字母
「禮」は「礼」とすることも。 「爾」は「尓」とすることも。 「个」は「介」とすることも。 「與」は「与」とすることも。 ときは 常盤;松、杉など葉の色が常に緑色であること。永久不変なこと。 やなり 簗;川の瀬などで魚を捕るための仕掛け。石や木などで堰を作り一か所に流れるようにして、其処に流れ来る魚を簗簾に落とし込んで生け捕るもの。簾に打ち上げられた魚を捕獲する。 みぎは 汀;水際、水に接する辺り。「汀まさる」で川の水が増し、岸に溢れることの喩で、涙がとめどもなく流れること。 をばな 尾花;ススキの花穂。 う つ 打ち付けに;にわかに思い立って。気まぐれに。だしぬけに。 |