清書用　元永古今集全臨用セット　下巻・後編（第13折）『二重亀甲紋』

清書用　古筆臨書用紙　元永本古今集　下巻後編　（全臨用片面加工）　　　　　　　
価格　１０１，２００円（１００枚入・税込）　　

第13折　『二重亀甲紋』（具引空摺）　　　　　　お問合わせは　ＴＥＬ（086‐943‐8727）、又はにて

元永三年七月の書写本であることから、この名を冠せられしものです。
徳川家→前田家→三井家→国立博物館蔵と変遷した経緯が判明しております。
元々古今和歌集は巻第一から巻第十の一帖（上巻）と、巻第十一から巻第二十の一帖（下巻）から成っていたので、元永本もそうであるように上巻191丁、下巻196丁(元は共に200丁)、即ち項にして表裏合せて七七四項、歌千百首の書写が残されております。本編は下巻中の後編で巻第十七（雑部歌上）の途中（歌882の詞書の一部）から巻第二十の終わりまで歌231首の書写部分となります。

料紙は楮紙製の両面加工の物が使用されており、同系色の濃色・中色・淡色及び白２枚を重ねて、５枚一組とし中央で縦向きに谷折として束(1折帖)を作り、その束を20束重ねて糸で綴った綴葉装の冊子です。
即ち、濃・中・淡・白・白・白・白・淡・中・濃と項を捲るごとに同系色のグラデーションが並びます。然もこの料紙、片面は唐紙、その裏面は金銀切箔ﾉｹﾞなどを散らした豪華な装飾料紙が使用されており、組合せ方にも気配りが為されております。表裏を交互に重ねることで、見開きにした際違和感の無い様に工夫されております。

下の写真が待望の元永古今集完全全臨用の古筆臨書用紙となります。各1冊100枚入りは両面加工の料紙ではなく、片面加工（表面のみ）で表面用料紙50枚・裏面用料紙50枚です。現存の国宝には唐紙柄は15種類使用されておりますが、本清書用ではもちろん全15種類を使用しております。
紙質は、本楮雁皮製、強靭な繊維の楮50％と緻密でややしなやかさと艶が有る雁皮50％を混合して楮紙の微妙なざらつきも合せ持っております｡好く寝かせた紙は、墨量の僅かな違いによる墨色の濃淡が出易く、運筆、筆の背腹による文字の立体感が出しやすくなります｡そのまま使用できます。

装丁は上巻を前編・後編の二部に、下巻を前編・後編の二部の合せて四部の構成にしております。
全臨セットは製作部数が僅かの為、限定品となります。

『元永古今集上巻全臨用』片面加工、上巻前編(100枚入) 　第 1折～第10折。項にして　1項～200項迄分	『元永古今集上巻全臨用』片面加工、上巻後編(100枚入) 　第11折～第20折。項にして201項～400項迄分

『元永古今集下巻全臨用』片面加工、下巻前編(100枚入) 　第 1折～第10折。項にして　1項～200項迄分	『元永古今集下巻全臨用』片面加工、下巻後編(100枚入) 　第11折～第20折。項にして201項～400項迄分

即ち、上巻の前編・後編の二部が揃えば古筆に則した上巻の完全臨書が、同様に下巻の前編・後編の二部が揃えば下巻の完全臨書が行えるよう作成されております。また四部揃えば上下巻全ての歌を臨書出来ますので、臨書した後で料紙の裏側同士を貼り合せれば両面加工と同じになり、古筆と同様に綴じることで国宝と同じ豪華本さながらの元永古今集の上下巻が出来上がります。

上下巻の組順等詳しくはこちらへ　下巻・後編の組順写真はこちらへ

第六十五紙	第六十四紙	第六十三紙	第六十二紙	第六十一紙	第１３折	両面or片面
					第１３折表面
白2　具引　唐紙二重亀甲紋	白1　具引　唐紙二重亀甲紋	薄朱(淡)具引唐紙二重亀甲紋	薄赤茶(中)具引唐紙二重亀甲紋	薄赤茶(濃)具引唐紙二重亀甲紋	具引唐紙二重亀甲紋	下巻・後編
25枚目	24枚目	23枚目	22枚目	21枚目		清書用1冊の上から○枚目
					第１３折裏面
素色(白２)　染銀小切箔	素色(白１)　染銀小切箔	黄茶(淡) 具引銀小切箔砂子	黄茶(中) 具引銀小切箔砂子	渋茶(濃) 具引銀砂子振	染・金銀切箔振分仕様	下巻・後編
30枚目	29枚目	28枚目	27枚目	26枚目		清書用1冊の上から○枚目

古紙　具引　元永古今へ	具引唐紙唐紙柄型見本へ	参考元永古今集東京国立博物館蔵へ	参考元永古今集田中親美先生摸本へ	参考元永古今集田中親美先生摸本へ	練習用　元永古今へ	清書用　元永古今へ

限定版全臨用元永古今集上下巻で、唐紙１１６種類２００枚入、金銀大小切箔ノゲ砂子振り物で９４種類２００枚が実際の清書用臨書用紙となります。正規品の色柄の入数詳細を順次掲載予定です。

上巻正規品100枚入（前編又は後編）

ネットショップへ

元永古今集

清書用１冊１４５,２００円（税込）

下巻正規品100枚入（前編又は後編）

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元永古今集

清書用１冊１０１,２００円（税込）

今秋の発売予定となっております(限定品)
こちらの臨書用紙は送料無料です。

今秋の発売予定となっております（限定品）
こちらの臨書用紙は送料無料です。

下の写真が清書用元永古今集全臨セットの並び順です。上から順に右から左の並びで入れてあります。

裏面/素色(白)	裏面/素色(白)	裏面（薄黄淡）	裏面(薄黄中)	裏面(薄黄濃)	表面・白	表面・白	表面/薄黄(淡)	表面/薄黄(中)	表面/薄黄(濃)	下巻第11折
銀小切箔砂子	金銀小切箔	銀砂子	銀砂子	銀砂子	小唐草	小唐草	小唐草	小唐草	小唐草	201～220項
裏面（素色）	裏面（素色）	裏面(淡茶)	裏面(中薄茶)	裏面(濃茶)	表面・白	表面・白	表面/黄茶(淡)	表面/薄茶(中)	表面/薄茶(濃)	下巻第12折
金銀小切箔	銀砂子	金銀小切箔	金銀中小切箔	金銀小切箔	孔雀唐草	孔雀唐草	孔雀唐草	孔雀唐草	孔雀唐草	221～240項
裏面（素色）	裏面（素色）	裏面(薄朱淡)	裏面(薄赤中)	裏面(薄赤濃)	表面・白	表面・白	表面/淡薄朱/淡	表面/薄赤茶/中	表面/薄赤茶/濃	下巻第13折
銀小切箔	銀小切箔	銀小切箔砂子	銀小切箔砂子	銀砂子	二重亀甲紋	二重亀甲紋	二重亀甲紋	二重亀甲紋	二重亀甲紋	241～260項
裏面（素色）	裏面（素色）	裏面(極薄茶淡)	裏面(極薄黄中)	裏面(中黄濃)	表面・白	表面・白	表面/極薄黄(淡)	表面/薄黄(中)	表面/黄土(濃)	下巻第14折
金銀小切箔砂子	金銀小切箔砂子	銀砂子	銀中小切箔	金銀小切箔砂子	丸獅子唐草	丸獅子唐草	丸獅子唐草	丸獅子唐草	丸獅子唐草	261～280項
裏面（素色）	裏面（素色）	裏面(極薄茶淡)	裏面(薄茶中)	裏面(渋薄茶濃)	表面・白	表面・白	表面/極薄茶.淡	表面/薄茶(中)	表面/薄茶(濃)	下巻第15折
銀砂子	銀砂子	金銀小切箔	金銀小切箔	金銀小切箔	七宝紋	七宝紋	七宝紋	七宝紋	七宝紋	281～300項
裏面（素色）	裏面（素色）	裏面(極薄茶淡)	裏面(極薄茶中)	裏面(黄茶濃)	表面・白	表面・白	表面/極薄朱(淡)	表面/薄黄朱(中)	表面/薄黄赤(濃)	下巻第16折
銀小切箔	銀砂子	金銀小切箔	金銀小切箔	金銀小切箔	菱唐草	菱唐草	菱唐草	菱唐草	菱唐草	301～320項
裏面（素色）	裏面（素色）	裏面（淡紫）	裏面(中紫)	裏面(濃紫)	表面・白	表面・白	表面/薄紫(淡)	表面/紫(中)	表面/渋紫(濃)	下巻第17折
金銀小切箔	金銀小切箔	金銀小切箔	金銀中小切箔	金銀中小切箔	七宝紋	七宝紋	七宝紋	七宝紋	七宝紋	321～340項
裏面（素色）	裏面（素色）	裏面(極薄黄淡)	裏面(薄黄中)	裏面(薄黄濃)	表面・白	表面・白	表面/極薄黄(淡	表面/薄茶(中)	表面/薄茶(濃)	下巻第18折
銀砂子	銀砂子	銀砂子	銀砂子	金銀小切箔	小唐草	小唐草	小唐草	小唐草	小唐草	341～360項
裏面（素色）	裏面（素色）	裏面(極薄茶淡)	裏面(薄黄茶中)	裏面(黄茶濃)	表面・白	表面・白	表面/淡黄土(淡	表面/淡黄茶(中	表面/黄茶(濃)	下巻第19折
銀砂子	銀砂子	金銀中小切箔	金銀小切箔	金銀小切箔	丸唐草	丸唐草	丸唐草	丸唐草	丸唐草	361～380項
裏面（素色）	裏面（素色）	裏面(極薄茶淡)	裏面(薄茶中)	裏面(濃黄茶)	表面　白	表面　白	表面/淡茶(淡)	表面/薄茶(中)	表面/薄渋茶(濃	下巻第20折
銀砂子振	銀砂子振	金銀小切箔	金銀小切箔	金銀小切箔	花唐草	花唐草	花唐草	花唐草	花唐草	381～400項

正規品『下巻・後編』の色柄の入順及び各料紙詳細を掲載。

元永古今集　薄赤茶（濃）　空摺唐紙『二重亀甲紋』下巻第六十一紙表面

	薄赤茶空摺唐紙『二重亀甲紋』全面空摺入数1枚　　裏面へ薄赤茶(濃)染紙銀砂子振
薄赤茶（濃）　具引空摺『二重亀甲紋』（右側は陰で少し暗く写ってしまって居ります。）左項ｰ古筆臨書の第259項(左側半分)　　　　　　　右項ｰ古筆臨書の第242項(右側半分) 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　こそ空摺唐紙は下染をした後に具引染のを行い更に版木で胡粉を刮げ落とす様にして柄摺りし、下地の色で柄を表現した唐紙になります。（こちらの色はレギュラー品（清書用元永古今集45枚入り）にはセットされていない色で、より古筆に則した色合いの臨書用紙となります。）	第六十一紙表面
	薄赤茶空摺唐紙『二重亀甲紋』全面空摺部分拡大六角亀甲紋が二重になっているので二重亀甲紋と云い、また中の亀が米の字に置き換わっているので米亀甲とも呼ばれております。参考雲母の輝く様子はこちらへ古筆見本へ
薄赤茶（濃）　空摺唐紙(具引空摺）『二重亀甲紋』第六十一紙左上側部分拡大 1折帖にした場合の第19項、下巻での第259項の上側部分空摺唐紙=雲母を使用せず胡粉を剥ぎ取って下地を見せる事で柄出しをした唐紙のこと。柄出し後にも上塗り加工を施してありますので具引き部分と柄部分との書き味の差は然程御座いません。	下巻第六十一紙表面

元永古今集　薄赤茶（中）　空摺唐紙『二重亀甲紋』下巻第五十七紙表面

	薄赤茶中色　　空摺唐紙『二重亀甲紋』全面空摺入数１枚　　裏面へ薄赤茶(中)染紙銀小切箔砂子振
薄赤茶（中）空摺唐紙『二重亀甲紋』（薄赤茶ｰ濃よりも若干赤味色味の薄れた茶色になります。）左項ｰ古筆臨書の第243項　　　　　　　　　　　　　　　　　右項ｰ古筆臨書の第258項	第六十二紙表面
	薄茶中色　　空摺唐紙『二重亀甲紋』全面空摺部分拡大六角亀甲紋が二重になっているので二重亀甲紋と云い、また中の亀が米の字に置き換わっているので米亀甲とも呼ばれております。参考雲母の輝く様子はこちらへ（濃黄茶参考）
薄赤茶(中)　空摺唐紙（具引空摺）『二重亀甲紋』第六十二紙中央下側部分拡大 1折帖にした場合の第3項及び第18項、下巻での第243項及び第258項の下側部分	下巻第六十二紙表面

元永古今集　薄黄朱（淡色）　空摺唐紙『二重亀甲紋』下巻第六十三紙表面

	薄黄朱淡色　　空摺唐紙『二重亀甲紋』全面空摺入数１枚　　裏面へ薄朱淡　染紙銀小切箔砂子振
薄黄朱淡色　空摺唐紙（具引空摺）『二重亀甲紋』左項ｰ古筆臨書の第255項　　　　　　　　　　　　　　　　　右項ｰ古筆臨書の第246項この部分の古筆は下染の極薄紅色の染紙が経年変化により着色したものと思われますが、本品は具引をしていない萱草色の極淡目の染紙に具引空摺を施した料紙になります。	第六十三紙表面
	薄黄朱（淡）　　具引唐紙『二重亀甲紋』全面空摺部分拡大六角亀甲紋が二重になっているので二重亀甲紋と云い、また中の亀が米の字に置き換わっているので米亀甲とも呼ばれております。参考雲母の輝く様子はこちらへ（濃黄茶参考）
薄黄朱(萱草色)淡色　空摺唐紙（具引空摺）『二重亀甲紋』第六十三紙中央部分拡大 1折帖にした場合の第6・15項、下巻での第226・235項の中央側部分かぞういろ　かんぞう萱草色=萱草の花の様な明るい黄色味の橙色	下巻第六十三紙表面

通常は空摺唐紙と言われているものです。柄がキラ（雲母）で摺り出された雲母摺唐紙とは別で、具をこそぎ取って地色を見せて柄を摺り出した唐紙としております。柄の様子をはっきりご覧に為りたい方は、一覧中の唐紙柄見本よりご確認下さい。

元永古今集　白１　空摺唐紙『二重亀甲紋』下巻第六十四紙表面

	白　二重亀甲紋　具引唐紙全面空摺通常の見え具合入数１枚　　裏面へ素色(白色)染紙銀小切箔振
白色　空摺唐紙（具引空摺）『二重亀甲紋』左項ｰ古筆臨書の第247項　　　　　　　　　　　　　　　　　右項ｰ古筆臨書の第254項空摺唐紙は具引の具をこそげ落とし下地の色で柄を表現した唐紙になります。その為白具の場合は地色が原紙の生成りの色となり写真では判り辛くなります。（ご心配なく、手に取って頂ければ確りと柄が確認できます。）	第六十四紙表面
	白　二重亀甲紋　具引唐紙全面空摺雲母を使用していない摺柄に成ります。光が当たっても柄は輝いて見えません。柄の上にも墨が乗るよう加工してあります。参考雲母の輝く様子はこちらへ
白色　空摺唐紙（具引空摺）『二重亀甲紋』第六十四紙右上側部分拡大 1折帖にした場合の第14項、下巻での第254項の上側部分唐紙柄は亀甲紋を二重にして中の亀を米の字に置き換えた二重亀甲紋ですので、米亀甲とも呼ばれております。	下巻第六十四紙表面

元永古今集　白２　空摺唐紙『二重亀甲紋』下巻第六十五紙表面

	白　具引唐紙『二重亀甲紋』全面空摺入数１枚　　裏面へ素色(白色)染紙銀小切箔振古筆見本へ
白色　具引唐紙（空摺唐紙）『二重亀甲紋』左項ｰ古筆臨書の第251項　　　　　　　　　　　　　　　　　右項ｰ古筆臨書の第250項空摺唐紙は具引の具をこそげ落とし下地の色で柄を表現した唐紙になります。その為白具の場合は地色が原紙の生成りの色となり写真では判り辛くなります。（現存の古筆は地紙が経年変化により褐変している為、白具との対比により柄が見易くなっております。）	第六十五紙表面
	白色　具引唐紙『二重亀甲紋』全面空摺白雲母(無色透明)を使用しない摺柄に成ります。光が当たっても柄は輝いて見えません。柄の上にも墨が乗るよう加工してあります。※１参考雲母の輝く様子はこちらへ古筆見本へ
白色　具引唐紙『二重亀甲紋』第六十五紙左下側分拡大 1折帖にした場合の第11項、下巻での第251項の下側部分（1折帖の調度中間、糸綴じの糸の見える部分の左項）（写真では料紙の状態ですので糸は見えません）	下巻第六十五紙表面

※１　雲母そのものはガラス質の鉱物を粉末にした物で水を弾く性質の為、比較的水分を吸着し易いよう上塗り加工を施しておりますが、極稀に墨を弾く場合も御座います。
その場合には料紙の表面をセーム皮又はテッシュ等で拭いて戴くことで比較的墨が乗り易くなります。空摺唐紙ではその様な危惧は御座いません。安心して墨を乗せられます。

元永古今集　薄赤茶(濃)　銀砂子(銀小石)　下巻第六十一紙裏面料紙

	薄赤茶(濃)具引銀小石振入数１枚　　表面へ渋薄茶（濃）　　具引唐紙『二重亀甲紋』全面雲母摺
薄赤茶(濃) 具引『銀砂子(小石)振』（薄赤茶の中での濃中淡の内、やや渋目の薄紅具引です。）左項ｰ古筆臨書の第241項(左側半分)　　　　　　　右項ｰ古筆臨書の第260項(右側半分) 具引をした薄赤茶の内でも渋目の染紙に銀砂子を全面にやや粗く散らした料紙になります。銀小石は１～３ミリ径程の不定形の薄片になります。（レギュラー品（清書用元永古今集45枚入り）には入れてない色で、よりページに則した色合いと金銀の振り方に致しております。）	第六十一紙裏面
	薄赤茶(濃)具引銀小石振部分拡大光を当てた状態箔の上にも墨が乗るよう加工してあります。
薄赤茶（濃）　具引紙『銀砂子(小石)振』第六十一紙裏面料紙右上側部分拡大 1折帖にした場合の第20項、下巻での第260項の上側部分通常、１～2.5ミリ径程の銀砂子が全面に鏤めてあります。全体的に上巻に比べ、あっさりとした振り量となっております。	下巻第六十一紙裏面

元永古今集　薄赤茶（中）　銀小切箔砂子　下巻第六十二紙裏面料紙

	薄赤茶(中)具引銀小切箔砂子振入数１枚　　表面へ薄赤茶（中）　　具引唐紙『二重亀甲紋』全面空摺
薄赤茶(中)　具引『金銀中小切箔振』（濃中淡の内、薄紅染よりも薄く渋味の少ない薄紅色です。）左項ｰ古筆臨書の第257項(左側半分)　　　　　　　右項ｰ古筆臨書の第244項(右側半分) この部分の古筆は具引した薄紅色の染紙が経年変化により着色したものと思われますが、本品は具引をした薄赤茶の中で濃中淡に分けた中間色の染紙に銀小切箔と銀砂子を全面に散らした料紙になります。振り量は上巻に比べ全体的に少なめです。（写真は一例です。全て手作りの為、銀の散し方は同程度の物になります。）	第六十二紙裏面
	薄赤茶(中)具引銀小切箔砂子振部分拡大光を当てた状態（地色は暗く写っております）箔の上にも墨が乗るよう加工してあります。
薄赤茶(薄紅色)中色　具引紙『銀小切箔砂子振』第六十二紙裏面料紙右上側部分拡大 1折帖にした場合の第４項、下巻での第244項の上側部分通常、１～2.5ミリ角の銀小切箔と砂子が全面に鏤めてあります。	下巻第六十二紙裏面

元永古今集　薄紅（淡色）　銀小切箔砂子　下巻第六十三紙裏面料紙

	薄灰桜(淡)具引銀小切箔砂子振写真は実際よりも黒く写っております入数１枚　　表面へ薄黄朱淡色　　具引唐紙『二重亀甲紋』全面空摺
薄紅(灰桜色)淡色具引『銀小切箔砂子振』（灰桜色の中での濃中淡の内、極淡目の薄紅色です。）左項ｰ古筆臨書の第245項(左側半分)　　　　　　　右項ｰ古筆臨書の第256項(右側半分) この部分の古筆は具引をした薄紅色の染紙が経年変化により着色したものと思われますが、本品は具引をした灰桜色の極淡目の染紙に銀小切箔砂子を全面に散らした料紙になります。（写真は一例です。全て手作りの為、銀の散し方は同程度の物になります。）	第六十三紙裏面
	薄灰桜(淡)具引金銀小切箔振部分拡大光を当てた状態箔の上にも墨が乗るよう加工してあります。
薄紅(灰桜色)淡色　具引紙『銀小切箔砂子振』第六十三紙裏面料紙　右下部分拡大 1折帖にした場合の第16項、下巻での第256項の下側部分通常、１～2.5ミリ角の銀小切箔と銀砂子が全面に鏤めてあります。	下巻第六十三紙裏面

　　　　　　しろいろ
元永古今集　素色（白色１）　銀小切箔　下巻第六十四紙裏面料紙

	しろいろ素色(白)　染銀小切箔振入数１枚　　表面へ白　具引唐紙『二重亀甲紋』全面雲母摺
素色（白色）　染(生成り色)　『銀小切箔振』左項ｰ古筆臨書の第253項(左側半分)　　　　　　　右項ｰ古筆臨書の第248項(右側半分) 白具引（胡粉引）を施さない生成りの染紙に粗い銀砂子を全面に散らした料紙になります。（現在の原紙では漂白の為に白過ぎるので生成り（鳥の子色）に染めたものです。）	第六十四紙裏面
	しろいろ素色（白色）染銀小切箔振部分拡大光を当てた状態箔の上にも墨が乗るよう加工してあります。
素色（白色）　具引紙『銀小切箔振』第六十四紙裏面料紙　右上側部分拡大 1折帖にした場合の第8項、第248項の上側部分白具引（胡粉引）を施さない生成りの染紙に銀砂子（小石）を全面に散らした料紙になります。（現在の原紙では漂白の為に白過ぎるので生成り（鳥の子色）に染めたものです。））	下巻第六十四紙裏面

　　　　　　しろいろ
元永古今集　素色（白色２）　金銀小切箔　下巻第六十五紙裏面料紙

	しろいろ素色（白色）染銀小切箔振入数１枚　　表面へ白　具引唐紙『二重亀甲紋』全面雲母摺
素色（白色）　染（生成り色）　『金銀小切箔振』左項ｰ古筆臨書の第249項(左側半分)　　　　　　　右項ｰ古筆臨書の第252項(右側半分) 白具引（胡粉引）を施さない生成りの染紙に銀小切箔を全面に散らした料紙になります。銀小切箔は有るか無いか程度の極僅かです。（現在の原紙では漂白の為に白過ぎるので生成り（鳥の子色）に染めたものです。）	第六十五紙裏面
	素色（白色）染金銀小切箔振部分拡大光を当てた状態砂子の上にも墨が乗るよう加工してあります。古筆見本へ
素色（白色）　染紙『銀小切箔振』第六十五紙裏面料紙左下側部分拡大 1折帖にした場合の第９項、上巻での第249項の下側部分通常、極淡い生成り色に染めた物に１～2.5ミリ角の銀小切箔が全面に鏤めてあります。（写真は一例です。全て手作りの為、同程度の物になります。）	下巻第六十五紙裏面

元永古今集　薄茶　具引唐紙『二重亀甲紋』下巻第六十三紙表面参考（第13折）

	薄黄朱（淡）　具引唐紙『二重亀甲紋』白雲母摺光を当てると雲母が反射して柄がよく判ります。柄の上にも墨が乗るよう加工してあります。
薄茶（淡）　具引唐紙（白雲母摺）　『二重亀甲紋（米亀甲紋）』濃中淡で表した場合の淡色で、実際の淡色よりも明るめで淡色よりやや淡い程度の色合いの濃さです。雲母摺では雲母の反射で柄の部分の方が輝いて見えます。白雲母とは薄赤・黄・緑・黒などの色素を含まない無色透明の雲母のこと。	第六十三紙表面
	表面拡大へ白　具引唐紙白色『二重亀甲紋』具引唐紙白雲母摺光を当てると雲母が反射して柄がよく判ります。柄の上にも墨が乗るよう加工してあります。
（白色）　具引唐紙（白雲母摺）　『二重亀甲紋（米亀甲紋）』通常の具引唐紙と言われているものです。柄がキラ（雲母）で摺り出されております。光を反射していない状態の時には地色に比べて、柄がやや暗く沈んで見えますが、光を反射すると白く浮き上がって見えるようになります。（空摺唐紙との柄の見え方の違いの参考にして下さい。こちらは柄部分の方が白く見えます。）	参考第六十五紙表面

上記写真は通常の具引唐紙と言われているものです。柄がキラ（雲母）で摺り出されております。
光を反射していない状態の時には地色に比べて、柄がやや暗く沈んで見えますが、光を反射すると白く浮き上がって見えるようになります。

清書用　古筆臨書用紙　　元永本古今集　（全臨セット）　　　　　　　　　　　　　　　ページ

清書用　『元永古今』全臨　両面加工（表面-具引唐紙、裏面-染金銀散し）	制作数(限定品)
上巻・前篇;第１折　二重唐草（空摺）　紫　：濃　・中　・淡　・白・白　　　　　　第２折　二重唐草（空摺）　黄茶：濃　・中　・淡　・白・白　　　　　　第３折　芥子唐草（空摺）　薄茶：濃緑・薄茶・淡茶・白・白　　　　　　第４折　芥子唐草（空摺）　薄紫：濃　・中　・淡　・白・白　　　　　　第５折　獅子唐草（雲母摺）黄　：濃　・中　・淡　・白・白　　　　　　第６折　孔雀唐草（雲母摺）黒紫：濃　・中　・淡　・白・白　　　　　　第７折　大波紋　（空摺）　薄赤：濃　・中　・淡　・白・白　　　　　　第８折　花襷紋　（雲母摺）紫ﾎﾞｶｼ：濃　・中　・淡　・白・白　　　　　　第９折　菱唐草　（雲母摺）薄茶：濃　・中　・淡　・白・白　　　　　　第１０折丸唐草・小唐草（雲母摺）黄茶：濃・中・淡・白・白　　　　　　　　※ 濃・中・淡の濃は全てが濃色ではなく淡色中の濃中淡もあります。上巻・後篇;第１１折　丸唐草（雲母摺）薄赤：濃　・中　・淡　・白・白　　　　　　第１２折　唐子唐草（空摺）黄　：濃　・中　・淡　・白・白　　　　　　第１３折　花唐草　（空摺）黒茶：濃　・中　・淡　・白・白　　　　　　第１４折　七宝紋（雲母摺）薄赤：濃　・中　・淡　・白・白　　　　　　第１５折　花襷紋（雲母摺）紫　：濃　・中　・淡　・白・白　　　　　　第１６折　菱唐草（雲母摺）黄茶：濃　・中　・淡　・白・白　　　　　　第１７折　小唐草（雲母摺）黄　：濃　・中　・淡　・白・白　　　　　　第１８折　丸唐草（雲母摺）薄赤：濃　・中　・淡　・白・白　　　　　　第１９折　丸獅子唐草（雲母摺）黄茶ﾎﾞｶｼ：濃・中・淡・白・白　　　　　　第２０折　七宝紋（雲母摺）茶　：濃・中・(欠)・(欠)・(欠) 　　　　　　　　※ 実物中の第20折欠損部には、本来の物を挿入予定（淡茶1枚・白2枚）	上巻・前篇セット（第１折～第１０折迄）　　　　１冊５０枚入り　　　　予定価格　　　　132000円(税込) 　　　制作限定　１０部上巻・後篇セット（第11折～第20折迄）　　　　１冊５０枚入り　　　　予定価格　　　　132000円(税込) 　　　制作限定　１０部上巻・全臨セット（第１折～第２０折迄）　　　１冊１００枚入り　　　　予定価格　　　　242000円(税込) 　　　制作限定　５部
下巻・　第１折　花唐草　（空摺）　　薄茶：濃　・中　・淡　・白・白　前篇　　第２折　芥子唐草（空摺）　　黄　：濃　・中　・淡　・白・白　　　　　第３折　花襷紋　（雲母摺）　紫　：濃　・中　・淡　・白・白　　　　　第４折　鉄線唐草（雲母摺）　薄赤：濃　・中　・淡　・白・白　　　　　第５折　孔雀唐草（雲母摺）　黄茶：濃　・中　・淡　・白・白　　　　　第６折　獅子唐草（雲母摺）　薄赤：濃　・中　・淡　・白・白　　　　　第７折　丸獅子唐草（雲母摺）黄　：濃　・中　・淡　・白・白　　　　　第８折　大波紋　（空摺）　　薄茶：濃　・中　・淡　・白・白　　　　　第９折　菱唐草　（雲母摺）　黄茶：濃　・中　・淡　・白・白　　　　　第１０折花襷紋　（雲母摺）　紫　：濃　・中　・淡　・白・白下巻・　　第１１折　小唐草（雲母摺）　黄　：濃　・中　・淡　・白・白　後篇　　第１２折　孔雀唐草（雲母摺）茶　：濃　・中　・淡　・白・白　　　　　第１３折　二重亀甲紋（空摺）薄赤：濃　・中　・淡　・白・白　　　　　第１４折　丸獅子唐草（雲母摺）黄茶：濃・中　・淡　・白・白　　　　　第１５折　七宝紋（雲母摺）　薄茶：濃　・中　・淡　・白・白　　　　　第１６折　菱唐草（雲母摺）　薄赤：濃　・中　・淡　・白・白　　　　　第１７折　七宝紋（空摺）　　紫　：濃　・中　・淡　・白・白　　　　　第１８折　小唐草（雲母摺）　黄　：濃　・中　・淡　・白・白　　　　　第１９折　丸唐草（雲母摺）　黄茶：濃　・中　・淡　・白・白　　　　　第２０折　花唐草（空摺）　　茶　：濃・中・淡・(欠)・(欠) 　　　　　　　※ 実物中の第20折欠損部には、本来の物を挿入予定（白2枚）	下巻・前篇セット（第１折～第１０折迄）　　　　１冊５０枚入り　　　　予定価格　　　　88000円(税込) 　　　制作限定　１０部下巻・後篇セット（第11折～第20折迄）　　　　１冊５０枚入り　　　　予定価格　　　　88000円(税込) 　　　制作限定　１０部下巻・全臨セット（第１折～第２０折迄）　　　１冊１００枚入り　　　　予定価格　　　　151200円(税込) 　　　制作限定　５部
清書用　『元永古今』全巻全臨セット　両面加工　　　　　上巻（第１折～第２０折迄）100枚　　　　　下巻（第１折～第２０折迄）100枚	上下巻・　　全臨セット（第１折～第２０折迄）　　　１冊２００枚入り　　　　予定価格　　　　352000円(税込) 　　　　限定　５部

清書用　『元永古今』全臨　片面加工(上記表面、及び具引唐紙の裏面を表加工）　　　　　　　　　　　　　　染又はｳｽｲ具引に金銀切箔砂子ﾉｹﾞ散し	制作数(限定品)
上巻・　前篇　第１折　紫　　　：〔A〕・〔B〕・〔B〕・〔C〕・〔C〕　　　　第２折　黄茶　　：〔B〕・〔C〕・〔B〕・〔C〕・〔C〕　　　　第３折　緑薄茶　：〔B〕・〔B〕・〔B〕・〔C〕・〔C〕　　　　第４折　薄紫　　：〔B〕・〔B〕・〔B〕・〔C〕・〔C〕　　　　第５折　黄　　　：〔B〕・〔C〕・〔C〕・〔C〕・〔C〕　　　　第６折　黒紫　　：〔C〕・〔C〕・〔C〕・〔C〕・〔C〕　　　　第７折　薄赤　　：〔D〕・〔B〕・〔B〕・〔C〕・〔C〕　　　　第８折　紫ﾎﾞｶｼ　：〔B〕・〔C〕・〔B〕・〔C〕・〔C〕　　　　第９折　薄茶　　：〔B〕・〔B〕・〔C〕・〔C〕・〔C〕　　　　第１０折黄茶　　：〔C〕・〔C〕・〔C〕・〔C〕・〔C〕　　　　　　※ 金銀大小切箔ﾉｹﾞ〔A〕1枚・金銀大小切箔砂子ﾉｹﾞ〔B〕32枚　　　　　　　　金銀大切箔ﾉｹﾞ〔D〕　1枚・金銀大小切箔砂子〔C〕66枚上巻・　後篇　第１１折　薄赤　　：〔B〕・〔C〕・〔C〕・〔C〕・〔C〕　　　　第１２折　黄　　　：〔B〕・〔B〕・〔B〕・〔C〕・〔C〕　　　　第１３折　黒茶　　：〔C〕・〔C〕・〔C〕・〔C〕・〔C〕　　　　第１４折　薄赤　　：〔B〕・〔B〕・〔B〕・〔C〕・〔C〕　　　　第１５折　紫　　　：〔B〕・〔C〕・〔B〕・〔C〕・〔C〕　　　　第１６折　黄茶　　：〔C〕・〔C〕・〔C〕・〔B〕・〔C〕　　　　第１７折　黄　　　：〔C〕・〔B〕・〔B〕・〔C〕・〔C〕　　　　第１８折　薄赤　　：〔B〕・〔C〕・〔C〕・〔C〕・〔C〕　　　　第１９折　黄茶ﾎﾞｶｼ　：〔C〕・〔B〕・〔C〕・〔C〕・〔C〕　　　　第２０折　茶　　　：〔B〕・〔C〕・（C）・（C）・（C）　　　　　　　　※ 実物中の第20折欠損部には、本来の物を挿入予定（淡茶1枚・白2枚）	上巻・前篇セット（第１折～第１０折迄）　　　１冊１００枚入り　　　　予定価格　　　　145200円(税込) 　　制作限定　３０部上巻・後篇セット（第11折～第20折迄）　　　１冊１００枚入り　　　　予定価格　　　　145200円(税込) 　　制作限定　３０部上巻・全臨セット（第１折～第２０折迄）　　　１冊２００枚入り　　　　予定価格　　　　268400円(税込) 　　制作限定　１０部
下巻・第１折　薄茶　　　：〔E〕　・〔E〕　・〔E〕　・〔E〕・〔E〕　前篇　第２折　黄　　　　：〔E〕　・〔F〕　・〔F〕　・〔E〕・〔E〕　　　　第３折　紫　　　　：〔E〕　・〔E〕　・〔E〕　・〔f〕・〔f〕　　　　第４折　薄赤　　　：〔f〕　・〔g〕　・〔g〕　・〔f〕・〔f〕　　　　第５折　黄茶　　　：〔E〕　・〔E〕　・〔E〕　・〔e〕・〔f〕　　　　第６折　薄赤　　　：〔f〕　・〔g〕　・〔f〕　・〔e〕・〔f〕　　　　第７折　黄　　　　：〔g〕　・〔g〕　・〔g〕　・〔f〕・〔g〕　　　　第８折　薄茶　　　：〔E〕　・〔f〕．・〔f〕．・〔e〕・〔e〕　　　　第９折　黄茶　　　：〔E〕　・〔e〕　・〔e〕　・〔f〕・〔e〕　　　　第１０折紫　　　　：〔E〕　・〔E〕　・〔G〕　・〔f〕・〔f〕　　　　　※ 金銀小切箔〔E〕35枚・金銀小切箔砂子〔G〕 2枚　　　　　　　　　金銀砂子〔F〕　2枚・銀小切箔砂子〔e・f・ｇ〕61枚下巻・　第１１折　黄　　　：〔f〕　・〔e〕　・〔e〕　・〔e〕・〔f〕　後篇　第１２折　茶　　　：〔E〕　・〔E〕　・〔E〕　・〔f〕・〔E〕　　　　第１３折　薄赤　　：〔f〕　・〔g〕　・〔g〕　・〔e〕・〔e〕　　　　第１４折　黄茶　　：〔G〕　・〔e〕　・〔f〕　・〔g〕・〔g〕　　　　第１５折　薄茶　　：〔E〕　・〔E〕　・〔E〕　・〔f〕・〔f〕　　　　第１６折　薄赤　　：〔E〕　・〔e〕　・〔e〕　・〔f〕・〔e〕　　　　第１７折　紫　　　：〔E〕　・〔E〕　・〔E〕　・〔e〕・〔e〕　　　　第１８折　黄　　　：〔e〕　・〔f〕．・〔f〕．・〔f〕・〔f〕　　　　第１９折　黄茶　　：〔E〕　・〔e〕　・〔e〕　・〔f〕・〔f〕　　　　第２０折　茶　　　：〔E〕　・〔E〕　・〔E〕　・（E）・（E）　　　　　　　※ 実物中の第20折欠損部には、本来の物を挿入予定（白2枚）	下巻・前篇セット（第１折～第１０折迄）　　　１冊１００枚入り　　　　予定価格　　　　101200円(税込) 　　制作限定　３０部下巻・後篇セット（第11折～第20折迄）　　　１冊１００枚入り　　　　予定価格　　　　101200円(税込) 　　制作限定　３０部下巻・全臨セット（第１折～第２０折迄）　　　１冊２００枚入り　　　　予定価格　　　　180400円(税込) 　　制作限定　１０部
清書用　『元永古今』全巻全臨セット　片面加工　　　　　上巻（第１折～第２０折迄）200枚　　　　　下巻（第１折～第２０折迄）200枚	上下巻・　　全臨セット（第１折～第２０折迄）　　　１冊４００枚入り　　　　予定価格　　　　440000円(税込) 　　制作限定　１０部

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	薄赤茶空摺唐紙『二重亀甲紋』全面空摺入数1枚　　裏面へ薄赤茶(濃)染紙銀砂子振
薄赤茶（濃）　具引空摺『二重亀甲紋』（右側は陰で少し暗く写ってしまって居ります。）左項ｰ古筆臨書の第259項(左側半分)　　　　　　　右項ｰ古筆臨書の第242項(右側半分) 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　こそ空摺唐紙は下染をした後に具引染のを行い更に版木で胡粉を刮げ落とす様にして柄摺りし、下地の色で柄を表現した唐紙になります。（こちらの色はレギュラー品（清書用元永古今集45枚入り）にはセットされていない色で、より古筆に則した色合いの臨書用紙となります。）	第六十一紙表面
	薄赤茶空摺唐紙『二重亀甲紋』全面空摺部分拡大六角亀甲紋が二重になっているので二重亀甲紋と云い、また中の亀が米の字に置き換わっているので米亀甲とも呼ばれております。参考雲母の輝く様子はこちらへ古筆見本へ
薄赤茶（濃）　空摺唐紙(具引空摺）『二重亀甲紋』第六十一紙左上側部分拡大 1折帖にした場合の第19項、下巻での第259項の上側部分空摺唐紙=雲母を使用せず胡粉を剥ぎ取って下地を見せる事で柄出しをした唐紙のこと。柄出し後にも上塗り加工を施してありますので具引き部分と柄部分との書き味の差は然程御座いません。	下巻第六十一紙表面

	薄赤茶中色　　空摺唐紙『二重亀甲紋』全面空摺入数１枚　　裏面へ薄赤茶(中)染紙銀小切箔砂子振
薄赤茶（中）空摺唐紙『二重亀甲紋』（薄赤茶ｰ濃よりも若干赤味色味の薄れた茶色になります。）左項ｰ古筆臨書の第243項　　　　　　　　　　　　　　　　　右項ｰ古筆臨書の第258項	第六十二紙表面
	薄茶中色　　空摺唐紙『二重亀甲紋』全面空摺部分拡大六角亀甲紋が二重になっているので二重亀甲紋と云い、また中の亀が米の字に置き換わっているので米亀甲とも呼ばれております。参考雲母の輝く様子はこちらへ（濃黄茶参考）
薄赤茶(中)　空摺唐紙（具引空摺）『二重亀甲紋』第六十二紙中央下側部分拡大 1折帖にした場合の第3項及び第18項、下巻での第243項及び第258項の下側部分	下巻第六十二紙表面

	薄黄朱淡色　　空摺唐紙『二重亀甲紋』全面空摺入数１枚　　裏面へ薄朱淡　染紙銀小切箔砂子振
薄黄朱淡色　空摺唐紙（具引空摺）『二重亀甲紋』左項ｰ古筆臨書の第255項　　　　　　　　　　　　　　　　　右項ｰ古筆臨書の第246項この部分の古筆は下染の極薄紅色の染紙が経年変化により着色したものと思われますが、本品は具引をしていない萱草色の極淡目の染紙に具引空摺を施した料紙になります。	第六十三紙表面
	薄黄朱（淡）　　具引唐紙『二重亀甲紋』全面空摺部分拡大六角亀甲紋が二重になっているので二重亀甲紋と云い、また中の亀が米の字に置き換わっているので米亀甲とも呼ばれております。参考雲母の輝く様子はこちらへ（濃黄茶参考）
薄黄朱(萱草色)淡色　空摺唐紙（具引空摺）『二重亀甲紋』第六十三紙中央部分拡大 1折帖にした場合の第6・15項、下巻での第226・235項の中央側部分かぞういろ　かんぞう萱草色=萱草の花の様な明るい黄色味の橙色	下巻第六十三紙表面

	白　二重亀甲紋　具引唐紙全面空摺通常の見え具合入数１枚　　裏面へ素色(白色)染紙銀小切箔振
白色　空摺唐紙（具引空摺）『二重亀甲紋』左項ｰ古筆臨書の第247項　　　　　　　　　　　　　　　　　右項ｰ古筆臨書の第254項空摺唐紙は具引の具をこそげ落とし下地の色で柄を表現した唐紙になります。その為白具の場合は地色が原紙の生成りの色となり写真では判り辛くなります。（ご心配なく、手に取って頂ければ確りと柄が確認できます。）	第六十四紙表面
	白　二重亀甲紋　具引唐紙全面空摺雲母を使用していない摺柄に成ります。光が当たっても柄は輝いて見えません。柄の上にも墨が乗るよう加工してあります。参考雲母の輝く様子はこちらへ
白色　空摺唐紙（具引空摺）『二重亀甲紋』第六十四紙右上側部分拡大 1折帖にした場合の第14項、下巻での第254項の上側部分唐紙柄は亀甲紋を二重にして中の亀を米の字に置き換えた二重亀甲紋ですので、米亀甲とも呼ばれております。	下巻第六十四紙表面

	白　具引唐紙『二重亀甲紋』全面空摺入数１枚　　裏面へ素色(白色)染紙銀小切箔振古筆見本へ
白色　具引唐紙（空摺唐紙）『二重亀甲紋』左項ｰ古筆臨書の第251項　　　　　　　　　　　　　　　　　右項ｰ古筆臨書の第250項空摺唐紙は具引の具をこそげ落とし下地の色で柄を表現した唐紙になります。その為白具の場合は地色が原紙の生成りの色となり写真では判り辛くなります。（現存の古筆は地紙が経年変化により褐変している為、白具との対比により柄が見易くなっております。）	第六十五紙表面
	白色　具引唐紙『二重亀甲紋』全面空摺白雲母(無色透明)を使用しない摺柄に成ります。光が当たっても柄は輝いて見えません。柄の上にも墨が乗るよう加工してあります。※１参考雲母の輝く様子はこちらへ古筆見本へ
白色　具引唐紙『二重亀甲紋』第六十五紙左下側分拡大 1折帖にした場合の第11項、下巻での第251項の下側部分（1折帖の調度中間、糸綴じの糸の見える部分の左項）（写真では料紙の状態ですので糸は見えません）	下巻第六十五紙表面