練習用 古筆臨書用紙 関戸本古今集 (50枚入りの一部)
価格 全臨 4,950円(50枚入り)
お問合わせは TEL(086‐943‐8727)、又はにて
名古屋に暮らす関戸家に伝えられていた古今和歌集の零本から、この名を関せられしものです。
元々古今和歌集は巻第一から巻第十の一帖(上冊)と、巻第十一から巻第二十の一帖(下冊)から成っていたので、関戸本もそうであったと思われるのですが、当時存在していたのは巻第一、巻第三、巻第四、巻第十一、巻第十二、巻第十四、巻第十五、そして巻第二十の八巻合せて四十八丁が残るのみでした。即ち項にして表裏合せて九十六項、歌二百八首の書写が残されておりました。
料紙は雁皮製の両面加工の物を使用し、同じ色の濃色2枚淡色2枚を重ねて、4枚一組とし中央で縦向きに谷折として束を作り、その束を重ねて糸で綴った綴葉装の冊子です。
即ち、濃・濃・淡・淡・淡・淡・濃・濃と項を捲るごとに同系色のグラデーションが並びます。
下に、現在ハクビ出荷製品として流通しているものを掲載しております。
紙質は、新鳥の子、本鳥の子に似せて作られた機械漉でサイズ入りのパルプ主体の紙です。サイズ入りの為吸込みは殆どありませんが、染加工を施しておりますので、素紙の物よりも墨を乗せ易くなっております。但し、あくまで練習用ですので、独自の表現を行うのには高度な技量が必要となります。
片面加工の練習用臨書用紙です。『部臨』も御座います。
墨量の僅かな違いによる墨色の濃淡を出すには、多少難しくなります。運筆、筆の背腹による文字の立体感を出すには熟練が必要となります。(自分の速度に合った適度な墨量の調節が必要です。)又、手習いの為のお手本用帖も御座います。
淡茶 染 |
淡緑 染 |
淡紫 染 |
黄土 染 |
濃茶 染 |
濃緑 染 |
濃紫 染 |
練習用 50枚入セットのページへ
|
練習用 50枚入淡色セットのページへ
|
|||||
茶紫 染 | 淡茶30枚・淡緑10枚・淡紫10枚 |
21項濃紫 20項濃紫 | 11項淡緑 10項淡緑 | 9項淡緑 8項淡緑 | 7項淡緑 6項濃緑 | 5項濃緑 4項濃緑 | 3項濃緑 2項薄茶 |
81項黄土 80項黄土 | 57項淡緑 56項濃緑 | 49項濃茶 48項濃茶 | 43項淡茶 42項淡茶 | 33項茶紫 32項茶紫 | 25項淡紫 24項淡紫 |
書手本の拡大は任意の部分のみUPしました(現在は関戸家原本より散逸している部分を中心に掲載)。写真及び使用字母を追加しました。
練習用関戸古今入順
練習用臨書用紙に収めている色の並び順です。右が一番上、左端が一番下です。実際の帖ではこの並びが右からの捲りとなります。
緑を例に採りますと、通常一束分で両面加工の料紙、濃緑2枚・淡緑2枚です。片面加工の清書用臨書用紙ですと都合8枚必要となります。(濃緑4枚・淡緑4枚)
濃淡合わせて、五色八種類50枚入りが実際の練書用臨書用紙となります。
関戸古今
染 淡茶 半懐紙 |
淡茶の染紙が12枚入れてあります。(光を拾ってしまい白っぽく映ってしまっております。)
関戸古今
染 淡緑 半懐紙 |
淡緑の染紙が9枚入れてありますります。
関戸古今
染 淡紫 半懐紙 |
淡紫の染紙が4枚入れてあります。
関戸古今
染 黄土 半懐紙 |
黄土の染紙が4枚入れてあります。(光を拾ってしまい白っぽく映ってしまっております。)
関戸古今
染 濃茶 半懐紙 |
濃茶の染紙が4枚入れてあります。(光を拾ってしまい白っぽく映ってしまっております。)
関戸古今
染 濃緑 半懐紙 |
濃緑の染紙が12枚入れてあります。
関戸古今
染 濃紫 半懐紙 |
濃紫の染紙が4枚入れてあります。
染 茶紫 半懐紙 |
茶紫の染紙が1枚入れてあります
お問合わせは TEL(086‐943‐8727)、又はにて
練習用・関戸古今『部臨』 (50枚入り) 1冊4,070円(税込)
淡茶30枚、淡緑10枚、淡紫10枚の淡色のみの50枚入りです。
淡茶50枚、淡緑50枚、淡紫50枚等、
単色のみの部臨をお求めの場合はお問合せ下さい。(1冊4,070円)
濃色のみの部臨は別注に為ります。1冊7,370円(税込)