松庭(枯山水) 全懐紙(1尺6寸5分×1尺2寸)
鳥の子製 破り継(新柄タイプ)
大中小切箔金銀砂子を散した装飾料紙が使われております。
公家屋敷でしょうか、武家屋敷でしょうか。屋敷の中庭をイメージして破り継に表現してみました。庭を愛でながら、歌合にでも嵩じているのでしょうか。古来からある日本家屋には、庭を愛でる為の縁側が作られていました。又ここは訪れた人と語らう社交の場でもありました。緑霞む初夏の庭に思いを馳せる事も出来ますし、遠くの連山に雪を頂き、深々と降りつむ雪に金銀の砂子切箔を見立てた冬の庭と見ることも出来ます。見る人其々の感性で好みの季節を感じ取って頂けたら幸いです。
白台紙以外の色柄ピースを309枚使用しております。(通常の全懐紙では5から9枚です)
破り継料紙です。
料紙を張り合わせた物ですので、ぬれた物を乗せることは出来ません。
写真をクリックすると部分拡大が御覧に為れます。
|
松庭1 中央辺りを広くあけて比較的書を載せやすくしております。 |
台紙は、沙耶型・二重亀甲 資料館参考価格 1枚88,000円(税込)
庭松部分 風雪耐え抜いた黒松のごつごつ感がお判り頂けますでしょうか。 バックには庭ゴケと玉つげを表現しております。 |
木戸部分拡大 塀際には玉つげと置石を配して、奥行きを表現してみました。 |
盆栽松部分 黒松でしょうか、五葉松でしょうか。奥に見えるのは庭石です。 手前左には縁側、右には皐月を配しております。バックは芝に見立てた二重亀甲紋 |
中央部分 沓石から続く 飛び石の小道。 |
紅梅 | 渚 | 紅葉 | 竹庭 | 天の川 | 貫扇赤系1 |
ピース其々の拡大は後ほど行う予定です。
牡丹(花輪) | 潮騒(青系) | 紅葉の吊橋 | 枯山水 | 藤の華 | 貫扇茶系1 |
紅梅2 | 牡丹(黄花輪) | 紅葉2 | 竹庭2 | 天の川2 | 貫扇青系1 |
半懐紙はこちら
半懐紙はこちら |